インスタントメッセンジャーアプリのWeChat（微信）は2月19日、初となる「原年人」春節(jié)報告を発表し、新型コロナウイルス感染予防?抑制に基づく呼びかけを受けて、帰省することなく、今いるところで年越しした人々「原年人」の春節(jié)（舊正月、今年は2月12日）の新しい過ごし方を明らかにした。彼らはデリバリーと「クラウドショッピング」を選択することで春節(jié)を過ごし、春節(jié)連休期間中（2月11日～17日）の微信のデリバリーアクティブ度は前年同期比163％増となったほか、デパートやショッピングセンターのミニプログラムへのアクセス回數(shù)が前年同期比6倍に、飲食関連ミニプログラムへのアクセス回數(shù)は同4.5倍に上った。北京日報が伝えた。

今いるところで年越しすることを選択し、遠(yuǎn)方への旅行をしなかった人々も、運(yùn)動したいという気持ちは常に抱き続けていたようで、春節(jié)連休期間中、微信の萬歩計アプリ「WeRun（微信運(yùn)動）」の全ユーザーの歩數(shù)総數(shù)は13兆5千億歩に達(dá)した。1歩あたりを50センチで計算した場合、地球を16萬8千周する距離を歩いたことになる。早起きして新年の挨拶をする人の多い舊暦1月1日（2月12日）は微信ユーザーの歩數(shù)が最も多かった1日で、舊暦1月4日（2月15日）になると、人々は歩くことをやめて、家に「巣ごもり」することに徹した1日となった。

そして「巣ごもり」の日々において、この「だらけた日々」を最もよく示しているのはデリバリー注文數(shù)だ。春節(jié)連休期間中、微信のデリバリーアクティブ度は前年同期比163％増となった。

また、新型コロナの影響で、身體は今いるところに留まらざるを得なかったものの、その精神は書籍の世界を思う存分旅したようだ。春節(jié)連休期間中、微信の読書アプリ全ユーザーの読書時間の合計は1935萬時間に達(dá)し、特に人気を集めている新ドラマ「贅婿」の原作が読者から幅広い人気を集めた。そして、SF小説の「三體」や明朝の歴史物語を紹介した「明朝那些事児」、春節(jié)映畫「僕はチャイナタウンの名探偵3」の原作「唐人街探案3」、春節(jié)映畫「刺殺小説家（Assassin in Red）」の原作「飛行家」などが読者の人気を集めた作品となった。読書時間の多かったユーザーの地域的な分布を見てみると、上海市がトップとなり、北京、深セン、西安、重慶が読書好きな都市トップ5入りを果たした。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年2月20日