ブタやヒツジと一緒に列車に乗るというのは、一體どんな感じだろう？先ごろある観光客が、列車の通路を押し合いへし合いしながら移動(dòng)するブタやヒツジを目撃した。これは、四川省涼山彝（イ）族自治州越西県普雄鎮(zhèn)と攀枝花市を結(jié)ぶ「緑皮車（従來の普通列車）」車両で運(yùn)行されている鈍行列車。普雄から攀枝花までを9時(shí)間7分かけて走り、沿線には26の駅が設(shè)けられている。乗車賃は最高25.5元（約423.3円）から最低2元（約33.2円）。この鈍行列車は、地元の人々にとっては、まさに路線バスのような存在となっており、子供たちの通學(xué)にも利用されている。さらに農(nóng)業(yè)副産物やブタ、ヒツジなども列車に持ち込むことが許可されている。このビックリするような光景を目にしたネットユーザーからは、「このブタやヒツジは、ちゃんと乗車券を買ったのかな？」といったコメントが寄せられた。北晩新視覚網(wǎng)が伝えた。

中國國家鉄路集団有限公司は21日、「全國で定期的に運(yùn)行している公益性を備えた鈍行列車は81往復(fù)、21省を網(wǎng)羅し、その停車駅の數(shù)は530駅。吉林省延辺、內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）東部、湖南省西部地區(qū)、雲(yún)南?貴州地區(qū)など35の少數(shù)民族居住エリアを走り、輸送する沿線住民の數(shù)は年間延べ1200萬人に上り、1キロメートルあたりの乗車料金は6分（約1円）未満となっている」と紹介した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月22日