監(jiān)督師に応募するのは女子が多い 出身業(yè)界はさまざま

余さんが監(jiān)督師の店を始めようと思ったきっかけは、自分をよりしっかりと律するためだった。大學(xué)に入ったばかりの頃、ゲームに夢中になって自分を見失ったが、ある時突然気がつき、自律的な生活に戻るよう自分を監(jiān)督し後押ししてくれる人が欲しいと痛切に思った。時間がたつうちに、余さん自身は外からのサポートが必要なくなったが、店舗の監(jiān)督師チームは徐々に規(guī)模が拡大していった。

余さんは、「今では監(jiān)督師の仕事に応募してくる人が毎日十?dāng)?shù)人から20人ほどいる。學(xué)生、公務(wù)員、ファイナンス、教員など、出身業(yè)界はさまざまだ。応募者はテストとして実際の業(yè)務(wù)を1回?fù)?dān)當(dāng)し、顧客が満足すれば採用する」と説明した。

監(jiān)督師に求められることは非常にシンプルだ。自律的であること、細(xì)かいところまで気がつくこと、時間があること、人を助けるのが好きなことだ。しかし実際のサービスではうまくいかないこともある。

余さんは創(chuàng)業(yè)當(dāng)時を振り返って、「最も印象深かったのは初めてもらった悪い評価だ。當(dāng)時、監(jiān)督師に対する審査が甘かった。あるお客様が約束した時間に監(jiān)督師からモーニングコールを受けられず、いろいろなことが間に合わなかったため、大変腹が立って、非常に低い評価をくださった」と話した。

余さんはこうしたケースについて非常に殘念な思いをし、そこから経験と教訓(xùn)をくみ取って、店の監(jiān)督師に対する要求をより厳格にするしかなかった。

監(jiān)督師に応募してくれるのは大半が若者で、女性が多い。余さんは、「おそらく女性はより細(xì)かいところまで気がつくからだろう」との見方を示した。店ではフルタイムの監(jiān)督師を募集したこともあるが、現(xiàn)在は全員が兼業(yè)の監(jiān)督師だ。監(jiān)督師たちは毎日、約3-4件の依頼を受け、月収は1千元（1元は約17.2円）から2千元もあればよい方だ。

余さんは、「フルタイムだと一般の監(jiān)督師より値段が高くなり、サービス內(nèi)容もより全面的になるが、今の市場ニーズはそこまで多くない」と述べた。

余さんは、「監(jiān)督師のサービスは自分を自律的な人間に変えたい人をサポートするというものだ。將來はより多くの人がこの業(yè)界に參入するだろう」と斷言した。

余さんには、「監(jiān)督サービスをブランド化し、監(jiān)督を必要とするより多くの人をサポートする」という小さな目標(biāo)がある。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月16日