來年2月4日から開かれる北京冬季五輪の聖火をギリシャ?オリンピック委員會(huì)から北京組織委員會(huì)に引き渡す式典が19日、ギリシャの首都アテネのパナシナイコスタジアムで行われた。同式典には、ギリシャのパナギオティス?ピクラメノス副首相、ギリシャ?オリンピック委員會(huì)のスピロス?カプラロス會(huì)長(zhǎng)、北京冬季五輪組織委員會(huì)特別代表を務(wù)める于再清副會(huì)長(zhǎng)らが出席した。

式典は現(xiàn)地時(shí)間正午12時(shí)から始まり、慣例に基づき、まずオリンピック旗が掲揚(yáng)され、オリンピック賛歌、そして中國(guó)とギリシャの國(guó)歌が流された。その後、最高位の女性祭司に扮した女優(yōu)がオリーブの枝を捧げ持ち、ほかの女性司祭を率いながらパナシナイココスタジアムに入場(chǎng)。さらにギリシャの元水球選手のエヴァンゲリア?モライティドさんがオリンピック聖火を持って入場(chǎng)し、中國(guó)の元フリースタイルスキー選手の李妮娜さんに引き継がれ、最後にギリシャのスキー?バイアスロン選手のパラスケビ?ラプドプール選手が聖火を受け取った。

カプラロス會(huì)長(zhǎng)は挨拶の中で、「中國(guó)とギリシャは、數(shù)千年にわたり密接な関係を保ってきた。聖火は平和と友誼を伝えるだけでなく、ギリシャの中國(guó)に対する尊重、祝福の思いを運(yùn)んでくれる」と語(yǔ)った。

また于副會(huì)長(zhǎng)は、「2008年3月30日、私たちはここで北京五輪の聖火を受け取り、世界中の人々と共に、素晴らしい五輪を開催することができた。それからの13年間、中國(guó)はオリンピズムを大々的に発揚(yáng)し、オリンピック文化を積極的にPRし、オリンピックに関する知識(shí)を伝えてきた。そして、中國(guó)のオリンピックスポーツは極めて大きな発展を遂げた。そして今、北京冬季五輪の聖火を間もなく引き継ぐことができる。オリンピズムが込められた聖火は、再び萬里の長(zhǎng)城內(nèi)外で展示、リレーされ、中國(guó)の大地で、平和と友誼の光を輝かせることになる」と語(yǔ)った。

挨拶の後、最高位の女性祭司に扮するギリシャの女優(yōu)が採(cǎi)火式に続き、北京五輪のトーチに點(diǎn)火。その後、聖火はカプラロス會(huì)長(zhǎng)に渡され、続いて于副會(huì)長(zhǎng)に引き継がれ、式典が無事終了した。

聖火は今後、ランタンに移されて北京冬季五輪代表団が中國(guó)に持ち帰ることになっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年10月20日