中國地震臺(tái)網(wǎng)は今月17日午後1時(shí)54分、江蘇省塩城市大豊區(qū)の海域でマグニチュード(M)5.0の地震を観測した。震源の深さは17キロ。塩城市や南通市などでは強(qiáng)い揺れを感じ、南京市や上海市などでも揺れが感じられた。

塩城市建軍路小學(xué)校は微信(WeChat)の公式アカウントで、地震発生時(shí)、授業(yè)中だった全ての教師が揺れを感じてすぐに児童たちに指示を出して対応したため、教師と児童1600人以上が教室から運(yùn)動(dòng)場に避難するまでわずか3分9秒しかかからなかったと、當(dāng)時(shí)の様子を綴っている。

同校の徐紅飛校長は取材に対して、「地震発生時(shí)、各クラスはまもなく午後の1コマ目の授業(yè)を始めるところだった。私が揺れを感じてすぐに事務(wù)室から出ると、擔(dān)當(dāng)教師の指示の下、各クラスが秩序立てて避難していた。避難完了後には、児童たちを落ち著かせるため、ちょっとした話をした。1コマ目が終わる時(shí)間に、教師と児童たちは教室に戻った」と説明した。

同校は近年、毎月一回、授業(yè)のカリキュラム狀況に合わせて日付を決め、避難訓(xùn)練を?qū)g施しているという。避難訓(xùn)練は、主に地震や火事を想定している。地震の時(shí)は頭部を守るような姿勢で避難し、火事の時(shí)は前かがみで、口や鼻を覆うようにして避難するよう指導(dǎo)しているという。

徐校長は、「消防當(dāng)局に指導(dǎo)してもらったこともある。その後、自分たちで避難訓(xùn)練を計(jì)畫し、教師に対する訓(xùn)練も行っている」と説明する。

塩城市黨委員會(huì)宣伝部によると、17日午後の時(shí)點(diǎn)で、沿海の各郷?鎮(zhèn)、パーク、企業(yè)、海上の風(fēng)力発電設(shè)備、作業(yè)中の漁船などから、地震による死傷者や物的被害は報(bào)告されていないという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月18日