2021年度の誠(chéng)品書(shū)店販売上位新刊書(shū)籍

誠(chéng)品書(shū)店は江蘇省蘇州市で11日、蘇州市、臺(tái)灣地區(qū)臺(tái)北市、香港地區(qū)、東京の各店舗について年間販売狀況報(bào)告書(shū)を発表した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

ジャンル別の売上を見(jiàn)ると、蕓術(shù)設(shè)計(jì)類(lèi)の書(shū)籍が蘇州市で成長(zhǎng)を5年維持し、29％の割合で現(xiàn)地で最も売れているジャンルとなった。文學(xué)創(chuàng)作類(lèi)の割合は臺(tái)北市と香港地區(qū)で18％近く、蘇州市でも17％にのぼった。3地の子供向け書(shū)籍の割合は16％前後で安定。

新型コロナ感染癥の影響は書(shū)籍の好みにも反映された。臺(tái)北市と香港地區(qū)では心理?自己?jiǎn)櫚k類(lèi)の販売が一定の割合を占めた。蘇州では歴史文化類(lèi)の販売が好調(diào)だった。ポストコロナ時(shí)代の「富の自由」が人々の注目の焦點(diǎn)になり、ビジネス関連本が注目を浴び続け、世界経済関連の新刊の販売が前年同期比238％増となった。また、興味深いことに、子供向けのビジネス教育類(lèi)の新刊の販売も200％増となった。

各ジャンルの名作も読者から人気を博した。宮崎駿の大陸初出版となる簡(jiǎn)體字中國(guó)語(yǔ)版の「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」が、誠(chéng)品書(shū)店（蘇州）の「2021年度新刊ランキングトップ10」の1?2位を獨(dú)占した。映畫(huà)公開(kāi)20周年を迎える「ハリー?ポッター」シリーズの売れ行きも依然として好調(diào)だ。映畫(huà)版の上映に伴い、「デューン」（6部作）もSF新刊の販売126％増加をけん引した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月13日