新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)和田（ホータン）地區(qū)皮山県賽図拉鎮(zhèn)で高原型5G基地局が開通した。（撮影?丁磊）

カラコルム山脈のふもとに、新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)で初めての高原型5G基地局が開通した。新華社が伝えた。

同自治區(qū)通信管理局の説明によると、この高原型5G基地局は海抜3700メートルの和田（ホータン）地區(qū)皮山県賽図拉鎮(zhèn)にあり、中國電信（チャイナ?テレコム）、中國移動（チャイナ?モバイル）、中國聯(lián)通（チャイナ?ユニコム）、中國鉄塔（チャイナ?タワー）の4社の「共に建設し、共に分かち合い、共に維持するモデル」を採用して運営を行い、開通後の信號のカバー範囲は半徑約5キロメートルになるという。

賽図拉鎮(zhèn)は高原の國境エリアにある鎮(zhèn)で、カラコルム山脈の中部にあり、鎮(zhèn)政府の所在地は皮山県の中心部から400キロメートル離れている。鎮(zhèn)全體の平均海抜は約4600メートル、鎮(zhèn)內は高地?寒冷地で低酸素、山道が険しく、小さな鎮(zhèn)ながら、新疆と西蔵（チベット）自治區(qū)を結ぶ交通の要衝だ。毎年夏から秋のシーズンにかけて、新疆と西蔵の間を行き來する大勢の観光客を受け入れ、、1日あたり受け入れ観光客數(shù)はのべ2千人に達する。

同局のまとめた統(tǒng)計では、今年に入ってから新疆では5G基地局が1萬2835ヶ所建設され、自治區(qū)全體で累計1萬9343ヶ所が建設され、総投資額は19億8千萬元（約352億6千萬円）に達した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月11日