中國國內(nèi)の航空路線で燃油サーチャージの徴収が再開してから2ヶ月がたち、今月5日より徴収しないことが再び決定された。旅行予約サイトのQunar.Comのプラットフォームは4日、複數(shù)の航空會社から相次いで通知を受け取ったことを明らかにした。それによると、各社は國家発展改革委員會と中國民用航空局の関連文書の精神に基づき、2022年1月5日午前0時（航空券を販売した日時）から、國內(nèi)航空路線における燃油サーチャージの徴収を取り消すという。「北京日報(bào)」が伝えた。

燃油サーチャージは燃料となる石油の価格に基づいて徴収されるので、石油価格の変動に伴って上昇?低下する。Qunar.Comによると、今回の取り消しは業(yè)界全體の調(diào)整であり、航空燃料価格が低下したことを受けた結(jié)果でもあるという。2021年12月31日、國際市場では原油価格が2％以上値下がりし、7取引日連続の上昇局面に終止符が打たれた。

現(xiàn)在の國內(nèi)路線での徴収で採用されているのは、ケロシン系航空燃料の価格と連動するメカニズムで、航空會社が公式によって計(jì)算した最高基準(zhǔn)を超えない範(fàn)囲で、具體的な基準(zhǔn)を獨(dú)自に決定することを認(rèn)めるというものだ。

複數(shù)の航空會社が燃油サーチャージの取り消しを公式にも発表している。中國國際航空が公式サイトを通じて発表した情報(bào)では、22年1月5日以降に販売する國內(nèi)路線の航空券について、中國大陸部內(nèi)の路線で徴収していた燃油サーチャージを取り消すこととし、國際路線の航空券はシステムによる自動計(jì)算の結(jié)果を基準(zhǔn)として徴収するという。天津航空は、22年1月5日以降（航空券を販売した日時）、國內(nèi)路線で燃油サーチャージの徴収を全面的に取り消すと発表した。

今回の燃油サーチャージの徴収の取り消しは、春運(yùn)（春節(jié)＜舊正月＞期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）が近づくタイミングで行われた。民用航空業(yè)界の関係者は、「今回の取り消しにより消費(fèi)者が春運(yùn)の航空券を購入する際のコストが小幅に低下することになる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月5日