中國インターネット情報センター（CNNIC）の第49回「中國インターネット発展狀況統(tǒng)計報告」が、25日に北京で発表された。それによると、2021年12月末現(xiàn)在、中國のネットユーザーの規(guī)模は10億3200萬人に達し、ネット普及率は73.0％、ユーザーのネット利用時間の平均は週あたり28.5時間だった。同センターが公式サイトで明らかにしたとして、人民網(wǎng)が伝えた。

ユーザー規(guī)模が緩やかに拡大　農(nóng)村と高齢者層がネット社會に急速に融合

同報告によれば、21年は中國のネットユーザー規(guī)模が全體的拡大を続け、次の2つの特徴が見られた。

（1）都市と農(nóng)村のネット利用における格差が縮小を続けた。中國の現(xiàn)行の行政村はすべて「村村通寛?。à工伽皮未澶衰芝愆`ドバンドを）」を全面的に実現(xiàn)し、貧困地域の通信困難など問題も歴史的な解決に到達した。中國農(nóng)村のユーザー規(guī)模は2億8400萬人に達し、農(nóng)村部のネット普及率は20年12月から1.7ポイント上昇して57.6％になり、都市部?農(nóng)村部のネット普及率の開きが20年12月から0.2ポイント低下した。

（2）高齢者層がネット社會に急速に融合した。ネット応用の高齢化に対応した改善の取り組みが持続的に推進されたおかげで、高齢者層のネット環(huán)境構(gòu)築?ネット接続?ネット利用のニーズがさらに活性化された。21年12月末現(xiàn)在、中國の60歳以上の高齢者層のネットユーザー規(guī)模は1億1900萬人に達し、ネット普及率は43.2％だった。高齢者層はそれ以外の年齢層とともに情報化発展の成果を共有するようになり、健康コード?行程コードを自分で提示する、生活用品を購入する、情報を検索するなどのネット応用を自分一人でできる人が、健康コードは69.7％、生活用品は52.1％、情報は46.2％に達した。

ユーザーのネット利用時間が引き続き増加　設備の利用は多様化

同報告によれば、中國のネットユーザーのネット利用には次の新しい特徴が見られた。（1）平均利用時間が引き続き増加した。21年12月末現(xiàn)在、平均利用時間は20年12月から2.3時間増えて、週あたり28.5時間に達し、ネットが人々の日常生活に深く溶け込んだ。（2）ネット接続端末がさらに多様化した。21年12月末現(xiàn)在、スマートフォンでネットに接続するユーザーの割合が99.7％に達し、スマホは引き続き最もよく使われるデバイスだった。デスクトップ型パソコンを利用する人は35.0％、ノートパソコンは33.0％、テレビは28.1％、タブレットは27.4％だった。

リアルタイム通信などの応用が広く普及　オフィスでのユーザーが急増

同報告によれば、21年には中國のネット応用のユーザー規(guī)模が引き続き緩やかに拡大し、次の特徴が見られた。（1）リアルタイム通信などの応用が基本的に普及した。21年12月末現(xiàn)在、ネットユーザーのリアルタイム通信の利用率は97.5％で規(guī)模は10億700萬人、動畫配信サービスは94.5％で9億7500萬人、ショート動畫共有サイトは90.5％で9億3400萬人だった。（2）テレワークやオンライン診療などの応用の急増傾向が続いた。21年12月末現(xiàn)在、テレワークのユーザー規(guī)模は前年同期比35.7％増の4億6900萬人、オンライン診療は同38.7％増の2億9800萬人となり、ユーザー規(guī)模の増加率が最も高い2大応用となった。それに続くのはオンライン食品デリバリーとオンライン配車サービスで、デリバリーは同29.9％増の5億4400萬人、配車は同23.9％増の4億5300萬人だった。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月26日