「トランスフォーマータワー」アクリルボール設(shè)置昇降プラットフォーム（鳥瞰図）。(畫像提供は中國科學院高エネルギー物理研究所)

中國科學院高エネルギー物理研究所によると、広東省江門市打石山の地下700メートルの地點で、中國が主導(dǎo)する2つ目の大型ニュートリノ実験プロジェクト「江門ニュートリノ実験」の建設(shè)が進められている。地下700メートルの実験ホール內(nèi)では、アクリルボールを上から下へと一層ずつ設(shè)置するための昇降プラットフォームが設(shè)置され、高さ38メートルまで上がっている。巨大な「トランスフォーマータワー」のようで、すでに次のアクリルボールの設(shè)置作業(yè)のための準備を整えている。人民網(wǎng)が伝えた。

江門ニュートリノ実験はニュートリノ質(zhì)量階層性の測定を最重要科學目標とするビッグサイエンス裝置だ。その中核的な探査設(shè)備であるニュートリノ検出器は、地下実験ホールの深さ44メートルのプールの中央に位置する。直徑41メートルのステンレス製ドーム型網(wǎng)狀構(gòu)造、直徑35.4メートルのアクリルボール、2萬トンの液體シンチレータ、2萬個の20インチ光電子増倍管、2萬5000個の3インチ光電子増倍管などの基幹部品からなっている。

「トランスフォーマータワー」アクリルボール設(shè)置昇降プラットフォーム（仰瞰図）。(畫像提供は中國科學院高エネルギー物理研究所)

このほど設(shè)置が完了した昇降プラットフォームは、アクリルボールの設(shè)置を行うための重要補助プラットフォームで、その直徑と高度は一層ごとに調(diào)整可能で、アクリルボールの設(shè)置の全過程に使用される。エンジニアはこのプラットフォーム上で、アクリルボールの吊り下げ、組み合わせ?接著、固化、焼なまし、研磨、洗浄、シートの貼り付けなどの工程を一層ずつ行い、最終的にアクリルボール全體の設(shè)置を行う。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月26日