浙江省杭州市の警察官?陳樹(shù)新さん(56)が2021年9月に発明した「神器」は、見(jiàn)かけはちょっと「ダサい」ものの、非常に実用的で、最近なんと中國(guó)の國(guó)家特許まで取得した。

夕食後の時(shí)間帯になると、杭州市余杭區(qū)閑林街道（エリア）のある広場(chǎng)では、4つの広場(chǎng)ダンスチームが踴り、70人以上が運(yùn)動(dòng)しており、それに伴う騒音などの苦情も増え、通報(bào)が絶えない。

しかし、陳さんが発明した「神器」のおかげで、広場(chǎng)周辺の団地の住人もダンスを踴る高齢者も互いに不満は無(wú)くなり、4団體の間で揉め事が起きることもなくなった。

騒音などが原因で度々起きていたトラブルを解決した陳さんの発明とは、広場(chǎng)ダンスの音楽の音を小さくしてくれる「魔法の箱」だ。高さ120センチほどのベニヤ板で作られたその箱は、1面だけが開(kāi)いており、その內(nèi)側(cè)には厚さ3－4センチのロックウールが貼られている。

その箱の中にスピーカーを入れると、音のほとんどをダンスを踴っている人たちがいる特定の方向に向けて流すことができるようになり、それ以外の方向は、音がロックウールに吸収されてしまうため、騒音を大幅に減少できる。

その箱の前後左右に立ってみると、その音の大きさの違いをはっきりと感じることができる。また、箱の中にスピーカーを置いて、4メートル離れた位置で騒音計(jì)を使って測(cè)ると、20デシベルほど下がっていた。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月31日