「巓峰使命」チョモランマ科學(xué)調(diào)査飛行船総合観測(cè)科學(xué)調(diào)査分隊(duì)によると、中國(guó)が獨(dú)自に研究開(kāi)発した飛行船「極目1號(hào)」Ⅲ型がこのほど、10回の離陸大気科學(xué)観測(cè)を行い、最高9050メートルまで浮上した。チョモランマの標(biāo)高を超え、飛行船定位置大気科學(xué)観測(cè)の世界記録を更新した。現(xiàn)在はデータ分析段階に入っている。中央広播電視総臺(tái)が伝えた。

飛行船総合観測(cè)科學(xué)調(diào)査分隊(duì)は、中國(guó)科學(xué)院の青蔵高原（チベット高原）研究所、空天情報(bào)革新研究院、長(zhǎng)春光學(xué)精密機(jī)械?物理研究所などの64人の隊(duì)員からなっている。

中國(guó)科學(xué)院青蔵高原研究所研究員で、飛行船総合観測(cè)科學(xué)調(diào)査分隊(duì)長(zhǎng)の高晶氏によると、飛行船の10回の離陸では観測(cè)高度が9000メートルを超えたのは2回、8000メートルを超えたのは6回で、予想以上の成果で観測(cè)任務(wù)を完了した。科學(xué)調(diào)査隊(duì)は初めてチョモランマ地區(qū)で地表から対流圏上部までの複數(shù)の貴重な高空大気変化パラメータを取得した。これには水蒸気の安定同位體、黒炭濃度、粉塵含有量、メタン濃度、二酸化炭素濃度、風(fēng)溫?濕度?圧力などの気象パラメータが含まれる。これは西風(fēng)の青蔵高原の環(huán)境変化への影響を明らかにするための重要な科學(xué)的根拠を提供し、「アジアの給水塔」の水循環(huán)と炭素循環(huán)プロセスを研究するための新たな認(rèn)識(shí)を提供している。

中國(guó)科學(xué)院空天情報(bào)革新研究院上級(jí)エンジニアで、飛行船総合観測(cè)科學(xué)調(diào)査分隊(duì)副隊(duì)長(zhǎng)の張?zhí)┤A氏によると、「極目1號(hào)」Ⅲ型は4年間の獨(dú)自研究開(kāi)発によって作られたもので、體積は9060立方メートルで、完全な國(guó)産化を?qū)g現(xiàn)。一方で、飛行船チームは青蔵高原を9回訪れ試験を行っており、飛行船の高度も5250メートル、6390メートルから、7003メートル、9032メートルになり、さらに9050メートルに上がった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月31日