今月7日に開かれた重慶市第5期人民代表大會第34回會議で、同市政府は「交通強市」建設(shè)推進狀況を報告し、第2四半期(4－6月)に、河南省鄭州市と重慶市を結(jié)ぶ「鄭渝高速鉄道」の重慶區(qū)間が開通する予定であることが明らかにされた。開通すれば重慶市における高速鉄道総延長距離が1000キロを超えることになる。そしてこれは多くの人が期待している鄭渝高速鉄道の萬州‐巫山區(qū)間が今月中にも開通することを意味している。重慶日報が報じた。

鄭渝高速鉄道が全線開通すれば、中國の西南エリアと、中原、華北、東北エリアをつなぐ、非常に便利な新しいルートとなる。また、重慶市に屬する奉節(jié)県や雲(yún)陽県、巫山県に高速鉄道がない歴史も幕を閉じることになる。鄭渝高速鉄道の奉節(jié)駅、雲(yún)陽駅、巫山駅は現(xiàn)在すでに開通の準備が整っている。

道路建設(shè)の面を見てみると、重慶市における総延長距離は3839キロ。建設(shè)中の道路も1346キロあり、高速道路の出口も27ヶ所に増える計畫だ。成渝（成都市?重慶市）地區(qū)ダブルシティ経済圏の交通一體化も急速に発展しており、四川省と重慶市を結(jié)ぶ高速道路は16本、重慶市と成都市を結(jié)ぶ高速道路は4本ある。

海外の都市との連結(jié)を見てみると、重慶市は國際定期貨物列車「中歐班列」の全國5大集結(jié)センターの一つとなっており、33路線が安定して運行され、26ヶ國（地域）の71都市と結(jié)ばれている。2021年に運行された中歐班列（成渝）は4800本以上に達した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月9日