米サンフランシスコの中心街にある海外抗日戦爭記念館は20日、中國系アメリカ人作家?張純?nèi)纾ēⅴぅ辚?チャン）さんを記念する閲覧室の開設(shè)セレモニーを開催した。新華社が報(bào)じた。

アイリス?チャンさんは南京大虐殺の真相を西側(cè)社會(huì)に知らしめた著名な作家。チャンさんが1997年に英語で著した「ザ?レイプ?オブ?南京」は、西側(cè)社會(huì)で一大センセーションを巻き起こした。また、チャンさんはドイツ人のラーベ氏の日記や米國人のミニー?ヴォートリン氏の日記の発見にも大きく貢獻(xiàn)した。この2冊(cè)の日記は、彼女の著作と共に中國侵略日本軍が南京で犯した悪行の動(dòng)かぬ証拠となっている。

記念館設(shè)置の発案者で、サンフランシスコに住む著名な中國系社會(huì)活動(dòng)家?方李邦琴（フローレンス?ファン）さんは、「血に染まった歴史を永遠(yuǎn)に銘記しなければならないというのが、アイリス?チャンさんが7年前に海外初の抗日戦爭記念館を寄贈(zèng)?設(shè)置した目的」と語る。

海外の人々は中國の抗日戦爭の歴史をあまり知らない。記念館は開館してからの7年間、実物の展示や、寫真、文字、音聲、映像などの形で、サンフランシスコの人々や世界各地から來る人々に、中國の抗日戦爭の史実を示し、中國侵略日本軍の悪行を明らかにし、中國と米國が共に侵略者と戦った歴史を振り返っており、大きな影響を與えている。

世界抗日戦爭史実維護(hù)聯(lián)合會(huì)の張?zhí)m真會(huì)長は、「アイリス?チャンさんが、南京大虐殺という慘禍を西側(cè)社會(huì)に広く知らしめた點(diǎn)などで、多大なる貢獻(xiàn)を果たした」と語る。

そして、「過去、現(xiàn)在、そして將來も、海外の華僑?華人は、祖國と強(qiáng)い絆でつながっており、栄辱を共にする。サンフランシスコ灣地域の各界の華僑?華人は25年連続で『南京祭』を開催し、舊日本軍に殺害された同胞に哀悼の意を示すと同時(shí)に、歴史の教訓(xùn)を胸に刻み、世界の恒久的な平和を守るように世界に呼びかけている」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月23日