中國國際スマート産業(yè)博覧會2022が、8月22?24日に重慶市で開催された。中國科學院、新型研究開発機関、科學技術(shù)部（?。─M織した各種科學技術(shù)イノベーションの成果と先端技術(shù)が登場した。

中國科學院の展示エリア

中國科學院傘下の27機関は、中國初の微小重力科學実験衛(wèi)星「実踐10號」、量子コンピューター「九章」、有人深海潛水船「深海勇士」、北斗時空ビッグデータクラウドプラットフォームなどを含む58點の展示品を出展した。

現(xiàn)場で展示された中國初の微小重力科學実験衛(wèi)星「実踐10號」は「動く実験室」だ。これは衛(wèi)星の宇宙飛行中によって生じる微小重力（無重力）環(huán)境を利用し、微小重力科學や宇宙生命科學などの分野の先端研究を行い、その帰還モジュールは宇宙の実験の成果を地上にもたらすことができる。

協(xié)働ロボットスマート化分別?材料注入システムを展示する上海交通大學重慶研究院の関係者。

新型研究開発機関展示エリアでは、上海交通大學重慶研究院が中國初の「ダークファクトリー」を展示した。関係責任者によると、ダークファクトリーはデジタル化とスマート化の手段により、工場の原材料から最終製品に至るすべての加工、輸送、検査プロセスを無人の工場內(nèi)で完了する。展示ブースの小型ロボット犬の形をした全天候型スマート巡回點検処置ロボットに人々の注目が集まった。それを使えば自ら工場內(nèi)で使用中の設(shè)備を點検し、データを記録し、緊急処置を行い、作業(yè)効率を上げることができる。

色付き繭を展示する西南大學生物學研究センターの職員。

科學教育製品設(shè)備展示エリアで、西南大學生物學研究センターの職員が、同機関の展示品の色付き繭を紹介した。「これは赤い蛍光繭で、最先端のゲノム編集技術(shù)を採用している。蠶をタンパク質(zhì)生産工場とし、クラゲの赤色蛍光タンパク質(zhì)を生産する。この技術(shù)により人々が必要な醫(yī)療用?美容用のタンパク質(zhì)をローコストで大量生産できる」という。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月25日