
三峽ダムエリア初の高速鉄道「鄭渝高速鉄道」が開(kāi)通して、今月27日で100日となった。河南省鄭州市と重慶市を結(jié)ぶ「鄭渝高速鉄道」は、中國(guó)の「八縦八橫」高速鉄道網(wǎng)において重要な位置を占めている。同高速鉄道の開(kāi)通により、雲(yún)陽(yáng)県、奉節(jié)県、巫山県の3県は鉄道のない歴史にピリオドを打った。三峽ダムエリアと中原エリア、華北エリアを繋ぐ便利な路線で、重慶の北東にある三峽ダムエリアの都市群から2時(shí)間で重慶に行くことができるようになり、所要時(shí)間が大幅に短縮された。
鄭渝高速鉄道が開(kāi)通してからの100日間、重慶市の中心部にある重慶北駅と重慶西駅の両駅から出発した旅客は延べ約274萬(wàn)7000人、到著した旅客は延べ約276萬(wàn)8000人となっている。このように、重慶から出発する旅客も、重慶に到著する旅客も非常に多くなっているというのが同鉄道の特徴だ?!父咚兮煹坤藖\って『三峽』に旅行」、「移動(dòng)時(shí)間を短くして、観光地をじっくり観光」というのが新たなトレンドとなっている。アクセスが便利になり、現(xiàn)地の人々の移動(dòng)手段に変化が起きているほか、現(xiàn)地の経済?社會(huì)発展に強(qiáng)力な原動(dòng)力が注入されるようになっている。
移動(dòng)時(shí)間が大幅短縮
巫山県出身の龔克華さん(72)は退職後、妻と共に重慶市の中心部に引っ越し、息子たちと一緒に暮らすようになった。そんな龔さん夫婦は今月27日、初めて高速鉄道で巫山県に戻った。「久しぶりなので、半月くらいはとどまって、友人たちに會(huì)いたい」と龔さん。
そして、「昔は巫山県から重慶に行くためには船で2泊しなければならず、3日かかった。その後、高速船で10時(shí)間で行けるようになり、そしてバスで5時(shí)間半で行けるようになった。前回、巫山県に帰った時(shí)は、重慶から高速鉄道に乗って萬(wàn)州まで行き、バスに乗り換えた。全部で5時(shí)間かかった」と話す。
重慶で働いている金さんは、週に1回、仕事の都合で巫山県に行かなければならないという。そんな金さんは、「『鄭渝高速鉄道』が開(kāi)通して、重慶市の中心部から巫山県まで2時(shí)間で行けるようになった。高速鉄道は安定していてとても快適。朝に高速鉄道に乗って巫山県に行き、仕事を終わらせて午後5時(shí)に重慶に向かうことができる。高速鉄道が開(kāi)通する前は、日帰りすることはできなかった」と喜ぶ。
アクセスが便利になり、観光のポテンシャルが発掘されている。巫山県、奉節(jié)県、雲(yún)陽(yáng)県に向かう観光客は、以前は「長(zhǎng)江クルージング+短距離高速列車(chē)」がメインだったものの、今では、「鄭渝高速鉄道」沿線都市の鄭州といった都市からこれらの地域に向かう人も増え、エコツーリズム産業(yè)が急速な発展モードへとギアを上げている。
巫山県の文化?観光委員會(huì)の関係責(zé)任者によると、高速鉄道が開(kāi)通してからの100日間、巫山県を訪問(wèn)した観光客は前年同期比23.75%増の延べ736萬(wàn)5640人、観光総収入は同20.65%増の31億3200萬(wàn)元(1元は約20円)、観光地の入場(chǎng)チケット購(gòu)入者は延べ32萬(wàn)5200人に達(dá)した。宿泊の分野を見(jiàn)ると、重點(diǎn)モニタリングの対象となっているホテルの平均稼働率は、「鄭渝高速鉄道」開(kāi)通前に比べて30%上昇した。(編集KN)
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