山東省諸城市恐竜文化研究センターの研究者はこのほど、諸城市皇竜溝の恐竜足跡化石層で科學(xué)研究を行った際に、恐竜足跡群の中央から上の部分に20以上のカメの足跡を発見した。うち1つは保存狀態(tài)が完全で、その形態(tài)に基づき「完全な諸城足跡」と名付けられ、カメ足跡の新屬新種となる。新華社が伝えた。

「完全な諸城足跡」は白亜紀前期のもので、5本の指があり、足跡の長さは幅をやや上回り、凹形の足跡を呈している。

ある研究者は、「恐竜類の足跡化石と比べると、中國で発見されているカメ類の足跡化石の方が少なく、それに関する研究はさらに少なく、スタート段階にある?！和耆手T城足跡』は現(xiàn)在まで発見されている保存狀態(tài)が最も完全なカメ足跡化石の一つで、足跡を殘した動物の足の生物學(xué)的特徴を全面的に反映しており、生物學(xué)的特徴の再構(gòu)築及び足跡形成メカニズムの研究に新たな材料を提供している」と述べた。

従來から「中國竜城」と呼ばれている諸城では、1960年代以降に30ヶ所以上の恐竜化石層が発見されており、埋蔵エリアは1000平方キロメートル近くにのぼる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月31日