最近、多くの國(guó)が経済の第3四半期（7-9月）報(bào)告を相次いで発表している。これまでに明らかにされたデータを見ると、不確実性が上昇し、さまざまな試練が重なったことから、同期に経済が好転した國(guó)は少なく、主要エコノミーは軒並み圧力に直面している。中國(guó)新聞社が伝えた。

公式データによれば、同期の中國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）は前年同期比で3.9％増加し、増加率は第2四半期（4-6月）の0.4％を目に見えて上回り、前期比増加率も3.9％だった。同期には、投資や消費(fèi)など多くの重要な経済指標(biāo)が好転した。

米國(guó)の同期の経済も下げ止まって上昇に転じた。同期には輸出が前年同期比で14.4％増と力強(qiáng)く伸びたことから、実質(zhì)GDPは年率換算で2.6％増となり、前期の年率換算0.6％減から目に見えて好転し、しばらくは景気後退を避けられる見込みだ。

歐州では多くの國(guó)の経済がますます低迷した。フランスの同期のGDPは前期比増加率が0.2％に低下し、前期の0.5％を目に見えて下回った。英國(guó)の同期のGDPは前期比で0.2％減少し、中でも9月は前月比で0.6％減少した。

こうした國(guó)に比べると、歐州連合（EU）トップのエコノミーであるドイツはやや好調(diào)だった。公式データによれば、同期のGDPは前期比で0.3％増加したという。

アジアでは、個(gè)人消費(fèi)の伸びが鈍化したため、日本の同期GDPは前期比で0.3％減少し、年率換算では1.2％減少となった。日本経済は昨年第3四半期以降で初めてマイナスになった。韓國(guó)の同期のGDPは前期比で0.3％増加し、増加率は第1四半期（1-6月）と第2四半期を下回った。

2022年の終わりまで2ヶ月足らずとなった今、世界の主要エコノミーはどこも余裕があるとは言えない狀況だ。

EUはかなりの確率で低迷することが予想される。歐州委員會(huì)がこのほど発表した報(bào)告では、不確実性の高まり、エネルギー価格の高騰、世帯の購買力の低下、資金調(diào)達(dá)をめぐる各種の引き締めなどさまざまな要因の影響を受けて、EUとユーロ圏およびその大多數(shù)の構(gòu)成國(guó)は今年第4四半期（10-12月）に経済が低迷すると見られ、來年の第1四半期も経済活動(dòng)は縮小を続けることが予想されるという。

米國(guó)経済の見通しも楽観視できない。中國(guó)社會(huì)科學(xué)院世界経済?政治研究所の楊子?xùn)迅毖芯繂Tは、「米國(guó)の第3四半期GDP増加率が上昇したのは、主に貿(mào)易赤字が大幅に縮小したことによるものだが、輸出の力強(qiáng)い伸びが持続するかどうかは疑問だ。米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）の急激な利上げ政策の影響が実體経済に及ぶようになると、國(guó)內(nèi)需要はさらに縮小するだろう。これは、米國(guó)の第3四半期の経済成長(zhǎng)率は一時(shí)的な反動(dòng)に過ぎず、景気後退の流れは決して反転していないことを物語る」との見方を示した。

中國(guó)の10月の経済は回復(fù)傾向を保ったとはいえ、全國(guó)の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の生産高や消費(fèi)など各指標(biāo)の前年同期比増加率は鈍化した。國(guó)家発展改革委員會(huì)の孟瑋報(bào)道官は、「今年1年間を展望すると、経済成長(zhǎng)率はさらに上昇する可能性があるが、目下の國(guó)際環(huán)境は引き続き複雑で入り組んでおり、新型コロナウイルス感染癥の予防?抑制をめぐる情勢(shì)は依然として厳しく、第4四半期の経済の持続的な回復(fù)を促進(jìn)するにはさらに苦しい努力を重ねなければならないだろう」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月17日