
「流浪地球2」に登場する外骨格ロボットの使用シーン。(傲鯊智能の公式サイトからのスクリーンショット)
今年の春節(jié)(舊正月、今年は1月22日)期間に公開されたSF映畫「流浪地球(流転の地球)2」は巨額の興行収入を上げただけでなく、映畫の中のハイテク製品の數(shù)々も大きな注目を集めた。
「映畫に出てくる外骨格ロボットは、全部うちの本物の製品だ。今では航空物流や工業(yè)生産で使用されている」?!噶骼说厍?」に外骨格ロボットデバイスを提供した上海傲鯊智能科技有限公司はこのように説明した。同社の外骨格ロボット製品は現(xiàn)在、北京大興國際空港で荷物の運搬作業(yè)をサポートしているという。
同社のパートナーの張華さんは、「外骨格ロボットを使えば50キログラムの荷物を背負っても、ノートパソコン1臺くらいの重さしか感じない。將來は外骨格ロボットの利用シーンがさらに増える見込みだ。たとえば高齢者の移動を助けたり、體感型ゲームでフィードバックやインタラクティブな動きを増強したり、さらには寫真愛好家がカメラの安定を維持するのに使える」と將來の見通しを語った。そして現(xiàn)在の狀況については、「中國では自動化を?qū)g現(xiàn)した工場が多いが、実際には人が行わなければならない作業(yè)がまだたくさんある。今は外骨格ロボットが多くの分野で作業(yè)員がより著実かつ効率的に任務(wù)を遂行するようサポートしている」と述べた。

「流浪地球2」のポスター
張さんは取材に、「現(xiàn)在、市場に出回っている醫(yī)療用外骨格ロボットの価格は數(shù)十萬元(1元は約19.4円)から100萬元までとさまざまで、産業(yè)分野における外骨格ロボットの価格も數(shù)萬元になるが、將來は民間利用の外骨格ロボットの価格は數(shù)千元になるだろう。中國では現(xiàn)在、民間利用のバージョン1.0の外骨格ロボットが1萬元から2萬元するが、5年くらい先には1萬元以下に下がるとみられる。スマートフォン並みの數(shù)千元の価格になった時、外骨格ロボットは私たちの暮らしに極めて大きな変化をもたらす可能性がある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月8日