「ガソリンと電気のハイブリッド、4バッテリールームによる推進(jìn)、雙方向航行」。中國(guó)船舶集団傘下の広船國(guó)際が、英P&Oフェリーズ社向けに建造した世界初の大容量電池ハイブリッド両頭豪華カーフェリー（定員1500人、車道3658メートル）の出港式が2月28日、行われた。同船は今後、イギリス海峽で運(yùn)営され、主に英ドーバー港と仏カレー港の間を往復(fù)する。

■ガソリンと電気のハイブリッド、ゼロエミッションを?qū)g現(xiàn)

同船は現(xiàn)在完成している世界初の大容量電池ハイブリッド動(dòng)力推進(jìn)両頭船で、4つのバッテリールームがあり、計(jì)1160個(gè)の大容量電池が搭載されている。船內(nèi)の電池容量は8.8MWhにのぼり、150臺(tái)の電気自動(dòng)車の電池容量に相當(dāng)する。電池の充電モードは2種類ある。一つは埠頭の電源による充電で、船舶が埠頭に停泊し旅客と貨物を積載する際に充電を行う。もう一つは船內(nèi)の発電機(jī)による充電で、そして船舶が航行中に余った電力を船內(nèi)の大容量蓄電池に回収できる。蓄エネシステムはさらに船舶航行中に電力供給システムのエネルギー効率のピークカットを行い、電力供給システムを終始高効率の作業(yè)範(fàn)囲內(nèi)に保つことで、エネルギー効率の最大化を?qū)g現(xiàn)する。ガソリン発電推進(jìn)モードと電池推進(jìn)モードはワンタッチで切替可能。特に船舶が港に出入りし作業(yè)する際、または近海を航行する際に完全に電池推進(jìn)モードを採用することで、汚染物質(zhì)のゼロエミッションを?qū)g現(xiàn)し、港と都市への大気汚染を最小限に抑えることができる。

■船首?船尾が雙方向に航行、港の出入りの際にUターンする必要ない

この巨大な豪華カーフェリーの船首と船尾はほぼ同じ形に見える?，F(xiàn)場(chǎng)の技術(shù)者によると、この設(shè)計(jì)により同船は唯一無二の操縦性能を持ち、その場(chǎng)で360度回転できる。同船の船首と船尾に操縦室が1つずつあり、操縦室內(nèi)の設(shè)備もまったく同じだ。船員はこの2つの操縦室で操縦できる。

大型カーフェリーにこのような両頭設(shè)計(jì)を採用するのも世界初。

■高度な自動(dòng)化、無人機(jī)関室の要求を満たす

広船國(guó)際の陳灝サブチーフエンジニアは、「同船は高度に自動(dòng)化されており、各機(jī)能をほぼ自動(dòng)制御できる。全船のアラームポイントと各種制御ポイントは1萬2000余りもに達(dá)する。船舶の航行中に機(jī)関室を無人化にしても、機(jī)関室內(nèi)の狀況を手に取るように把握できる」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年3月2日