2013年3月、習(xí)近平國(guó)家主席は就任後初のアフリカ訪問で、最初の訪問國(guó)であるタンザニアに到著した。習(xí)主席の訪問に、當(dāng)時(shí)タンザニアで半年間働いていた中國(guó)土木工程集団の王超さんは大いに興奮した。

王さんの所屬する中國(guó)土木工程集団は、中國(guó)鉄道部（省）対外援助弁公室を前身とし、タンザニア?ザンビア鉄道プロジェクトを擔(dān)っていた。財(cái)政的にゆとりのない時(shí)代、中國(guó)は9億8800萬元（1元は約19.5円）の無利子借款、100萬トン近くの設(shè)備材料を提供し、延べ5萬6000人を派遣し、5年8ヶ月の時(shí)間を費(fèi)やして、総延長(zhǎng)1860キロメートルものタンザニア?ザンビア鉄道の建設(shè)を支援した?，F(xiàn)在もなお、タンザニア最大の都市ダルエスサラームのタンザニア?ザンビア鉄道局（TAZARA）の駅には當(dāng)時(shí)の寫真が飾られており、ここで乗車する乗客の一人一人が、中國(guó)とアフリカの労働者が肩を並べて奮闘し、鉄道を共に建設(shè)した情景を見ることができる。

さらに感動(dòng)させられるのは、この「自由の鉄道」を建設(shè)するために、中國(guó)人60人余りがこの異郷で永眠したことだ。2013年、習(xí)主席は特に時(shí)間を割いて、タンザニアを支援した中國(guó)人専門家の共同墓地を訪れた。習(xí)主席は「烈士たちは命によって偉大な國(guó)際主義精神を示した。彼らは中國(guó)とタンザニア、中國(guó)とアフリカの友好のシンボルであり、その名前はタンザニア?ザンビア鉄道と同様、永遠(yuǎn)に中國(guó)國(guó)民及びタンザニア?ザンビア両國(guó)民の心に銘記される」と語った。

訪問時(shí)、習(xí)主席は「真実親誠(chéng)」の対アフリカ政策理念を初めて全面的に明らかにし、中國(guó)とタンザニアは貿(mào)易、投資、インフラ整備、農(nóng)業(yè)、通信、輸出加工區(qū)開発などに関する17件の友好協(xié)力協(xié)定に調(diào)印した。

王さんは10年間にわたり、両國(guó)間の複數(shù)の象徴的なプロジェクトの建設(shè)に參加し、専門技術(shù)職からプロジェクト管理職になり、経験を積んできた。現(xiàn)在では、中國(guó)土木東非（東アフリカ）公司タンザニア中央線標(biāo)準(zhǔn)軌鉄道第5區(qū)間プロジェクトのサブマネージャーを務(wù)めている。

王さんのように、この10年近くの間にタンザニアへ渡って働いてきた中國(guó)人たちは、アフリカでチャンスをつかみ、アフリカのために貢獻(xiàn)し、この長(zhǎng)い歴史を持つ大地の大きな変化を感じている。過去10年間で、中國(guó)とタンザニアの関係は経済?貿(mào)易から人的?文化的分野へ、政府から民間へ、二國(guó)間から多國(guó)間へと深く発展し続け、両國(guó)民の心の距離は一層縮まっている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月13日