2013年3月29日、習近平國家主席は國賓としてコンゴ共和國を訪問するため、同國の首都であるブラザビルに到著した。中國の國家主席がコンゴ共和國を訪問するのは、1964年の國交樹立以來初めてだった。

コンゴ共和國國會での演説で、習主席は2010年4月に、中國の青海地震後、コンゴ共和國政府の寄付によって被災地に小學校が建設(shè)され、サス?ンゲソ大統(tǒng)領(lǐng)が「中國コンゴ友好小學?！工让钉堡郡长趣颂丐搜约挨筏俊％偿螗垂埠蛧县Nかではなく、小學校の建設(shè)コストは高いことを考え、當時中國側(cè)はコンゴ側(cè)に教室棟や図書館の建設(shè)を提案したが、サス?ンゲソ大統(tǒng)領(lǐng)は斷固として「いや、建設(shè)費を寄付したいのは小學校だ。小學校をまるごと1校建設(shè)したい。建設(shè)費がどれほど高くても、コンゴ共和國は費用を負擔する」と述べた。2年後、標高3800メートルに位置する被災地に、中國コンゴ友好小學校が完成した。また、この訪問で、習主席はサス?ンゲソ大統(tǒng)領(lǐng)と共に中國が建設(shè)を支援したマリアン?ングアビ大學図書館の開館及び中國館の除幕式に出席した。

2020年、中國が新型コロナウイルス感染拡大との闘いの正念場にある時に、サス?ンゲソ大統(tǒng)領(lǐng)などコンゴ共和國の指導者は中國に見舞いのメッセージを送り、決して豊かではないポワントノワール市も友好都市である蘇州市にマスク1萬枚を贈った。コンゴ共和國で感染が拡大すると、中國は直ちに感染対策物資を援助するとともに、感染対策の醫(yī)療専門家チームを急遽派遣し、感染対策経験の共有と研修を行った。

習主席は「我々両國の國民は困難を乗り越えて助け合う中で、兄弟のような厚い友情を結(jié)んできた」と述べた。今やコンゴ共和國では、中國との友情の象徴が至る所に見られる。國道1號線や新議會議事堂、6萬人の観衆(zhòng)を収容できる総合スタジアムなど、中國の援助で建設(shè)され、人々に恩恵をもたらすインフラの數(shù)々がコンゴ共和國に根を下ろしている。

10年前に習主席の打ち出した「真実親誠」という対アフリカ政策理念と「正しい義利観」は、中國とコンゴ共和國、中國とアフリカの協(xié)力を常に新たな段階へと押し上げている。10年の間に、中國とコンゴ共和國の関係は包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップへと格上げされ、より緊密なものとなった。首脳外交がリードする形で、中國とコンゴ共和國の友情には新たな章が常に綴られている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年6月15日