雲(yún)南省大理市のネット配車ドライバーの何さんは晝頃、剣川沙渓古鎮(zhèn)の駐車場で車の充電を行っていた。「朝早く大理から來て、ここで1時間充電し午後に帰る」。何さんによると、古鎮(zhèn)に充電ポールができてからほぼ毎日、この路線を行き來しているという。「新エネルギー車は1往復(fù)で100元（1元や約19. 7円）以上節(jié)約できる。これが1ヶ月続けば大きな金額になる」と何さん。人民日報が伝えた。

南方電網(wǎng)雲(yún)南大理電力供給局の譚毅サブゼネラルマネージャーは、「古鎮(zhèn)には3本の直流急速充電ポールと1本の一般的な充電ポールがある。今年の國慶節(jié)前後には80kW直流急速充電ポールをさらに6本追加する」と述べた。

農(nóng)村地域は充電インフラの整備を適度に先取りして行うのは、中國の充電ポール建設(shè)の縮図に過ぎない。中國は現(xiàn)在すでに世界で數(shù)が最多、範(fàn)囲が最大で、サービスが最も揃った充電インフラ體制を完成させている。中國電気自動車充電インフラ促進(jìn)連盟が発表した最新データによると、6月末現(xiàn)在中國全土で完成した各種充電ポールは前年同期比69.8％増の660萬本を超えている。

充電サービス拠點(diǎn)の健全化?豊富化が続いている。上半期の新規(guī)公共充電ポールは35萬1000本で、自動車とセットで設(shè)置される新規(guī)個人用充電ポールは109萬1000本だった。

上半期の新規(guī)充電インフラの増加數(shù)は144萬2000本、新エネルギー車?yán)塾嬝湁优_數(shù)は374萬7000臺で、充電ポールと自動車の増加數(shù)の比率が1：2.6となっている。充電インフラの整備は新エネ車の急増する需要をほぼ満たしている。中國全土の高速道路の充電サービス能力を持つサービスエリアは計5931ヶ所、充電駐車スペースは計2萬9009ヶ所。

國家発展?改革委員會はこのほど、関係當(dāng)局?機(jī)関と研究?制定した「自動車消費(fèi)促進(jìn)に関する若干の措置」の中で、郷?県、高速道路、居住エリアなどのシーンにおける充電インフラの整備を急ぎ、スマートで秩序ある充電に參加するようユーザーを誘導(dǎo)し、新エネルギー車と電力網(wǎng)雙方向応用試行の実証実験を奨勵する。そしてバッテリー交換インフラの関連標(biāo)準(zhǔn)の制定を持続的に推進(jìn)し、バッテリー交換モデルの推進(jìn)?拡大を急ぎ、新エネルギー車の使用環(huán)境を持続的に最適化すると打ち出した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年7月24日