2日、端午節(jié)の3連休が終わった。北京市観光委員會が発表した統(tǒng)計データによると、この3日間、全市160カ所の主要観光スポットを訪れた観光客は、延べ400萬人を上回った。今年の端午節(jié)3連休は、6月1日の児童デー(子供の日)と重なったことから、親子で楽しめる行楽地が、連休中の最大の注目スポットとなった。中國新聞網(wǎng)が報じた。
子供と一緒に児童デーを過ごすことが、北京市民や地方からの観光客の間でブームとなり、親子連れでレジャーに出かける割合が跳ね上がった。統(tǒng)計データによると、端午節(jié)の3連休中、市內(nèi)で観光客が最も多く訪れたのは北京動物園で、3日間の來場者は18萬8千人と、前年同期比56.8%増加した。園內(nèi)は多すぎる人で「芋の子洗い」のような狀態(tài)になったが、いろいろな動物を観たいと血気溢れる子供たちは、混雑などお構(gòu)いなしで、親をあちこち連れまわした。
北京動物園によると、ここ數(shù)日、入場者は普段より倍増したという。園內(nèi)の至る所で、來場者の數(shù)はほんの一時も減ることはなく、係員は子供が多くを占める入場者の世話をするのに大変苦労した。児童デーには、「百度」と初めてタイアップし、各動物舎にカメラを設(shè)置して館內(nèi)ハイビジョン畫面で生放送を行った。生放送の時間帯は、毎日午前9時半から午後6時まで、実物の動物を観ることができなかった子供にサービスを?qū)g施した。
同じように、児童デーと重なった影響で、北京市內(nèi)の現(xiàn)代型レジャー施設(shè)の來場者數(shù)も、前年同期比3割程度増加した。テーマパークは軒並み來場者が激増、前年同期に比べ、北京歓楽谷(ハッピーバレー)が50%、朝陽公園が25.8%、石景山遊楽園が42.4%それぞれ増加した。一方、故宮、長城、頤和園のなど伝統(tǒng)的歴史文化を誇る観光名所を訪れた人は、ほどほどの數(shù)に落ち著いていた。
端午節(jié)3連休中、市內(nèi)の各大型公園は続々と端午の節(jié)句にあやかった特別イベントを繰り広げた。ドラゴンボート大會、香袋製作、古詩作り、古代宮廷音楽鑑賞などの民俗イベントに、多くの小さな來場者が興味を示し、自ら體験し、「コンクリートの森」に住み慣れた都會っ子が、民族や風(fēng)俗習(xí)慣に関する知識を深める絶好のチャンスとなった。
また、中國庭園博物館では、小さな來場者に手作業(yè)に対する興味を抱いてもらうよう、「探検の旅」「親子でフラワーアレンジメント」「オリジナル工作」などの子供向けイベントを開催した。多くの親は、「北京の各公園は、子供が特別イベントを楽しみ、大自然に興味を持ち、動物と觸れ合う機會を増やすよう、十分に工夫を凝らしている。おかげで子供たちは、祝日を愉快に過ごすことができた」と高く評価した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月3日
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