北京市環(huán)境保護(hù)科學(xué)研究院の潘濤院長(zhǎng)は1日、フォーラムに出席した際に、「北京は現(xiàn)在、『北京環(huán)境全體計(jì)畫(huà)（2015?2030年）』を策定中だ。同計(jì)畫(huà)は2030年までに北京の大気質(zhì)基準(zhǔn)を達(dá)成することを目標(biāo)に計(jì)算?検討される排出削減案だ。関連措置を徹底すれば、北京のPM2.5の年間平均濃度は、2030年までに基準(zhǔn)を満たすことになる」と指摘した。新京報(bào)が伝えた。

新たな國(guó)家大気品質(zhì)基準(zhǔn)によると、PM2.5の年間平均値は「35μg/立方メートル以下であること」とされている。北京の2013年の平均濃度は、89.5μg/立方メートルだった。大気清浄行動(dòng)五カ年計(jì)畫(huà)の要求によると、PM2.5の年間平均値を2017年までに60μg/立方メートル以下にしなければならない。

潘院長(zhǎng)は、「北京の汚染物排出量は環(huán)境容量を大幅に上回っている。2017年までの目標(biāo)だが、個(gè)人的には達(dá)成が困難と判斷している」と述べた。

潘院長(zhǎng)によると、北京の排出削減の潛在力が低下しており、難度が高まっている。計(jì)畫(huà)を調(diào)整し、人口を分散させなければ、排出削減の能力は限られている。北京?天津?河北は発展段階がそれぞれ異なっており、汚染改善水準(zhǔn)にもばらつきがあり、汚染対策の協(xié)調(diào)が困難になっている。

北京市環(huán)境保護(hù)局は1日、「2013年末現(xiàn)在、北京市の二酸化硫黃?窒素酸化物?化學(xué)的酸素要求量?アンモニア窒素という4種の主要汚染物の排出量が、2010年より16.6％?15.9％?10.9％?10.3％削減されており、第12次五カ年計(jì)畫(huà)（2011?2015年）の13.4％?12.3％?8.7％?10.1％削減という削減目標(biāo)を前倒しで達(dá)成した。排出削減の進(jìn)度は、全國(guó)でもトップレベルだ」と発表した。

北京が確定した排出削減目標(biāo)によると、今年の同汚染物の排出量は前年比で5％?5％?2％?2％削減されなければならない。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年7月2日