中共中央政治局は29日の會議（主宰?習(xí)近平総書記）で、中國共産黨第18期中央委員會第4回全體會議（四中全會）を今年10月に北京で開催することを決定した。中共中央政治局による活動報告、法による國家統(tǒng)治の全面的推進(jìn)における重大な問題の研究が主要議題となる。また、上半期の経済情勢を分析し、下半期の経済政策を検討した。

■法による國家統(tǒng)治を一段と重視

　會議は「法による國家統(tǒng)治は、中國の特色ある社會主義を堅持し、発展させるうえでの本質(zhì)的要請、重要な保障であり、國家ガバナンスのシステムと能力の近代化を?qū)g現(xiàn)するうえでの必然的要請であり、わが黨の執(zhí)政と國家の振興、國民の幸福と安寧、黨と國家の長期安定に関わる。小康（ややゆとりのある）社會を全面的に構(gòu)築して、中華民族の偉大な復(fù)興という中國の夢を?qū)g現(xiàn)し、改革を全面的に深化して、中國の特色ある社會主義制度を整備し、発展させ、黨の執(zhí)政能力と執(zhí)政水準(zhǔn)を高めるには、法による國家統(tǒng)治を全面的に推し進(jìn)めなければならない」との認(rèn)識を示した。

■経済政策は方向性を定めたコントロールを一段と重視

　會議は「上半期の経済運営は合理的範(fàn)囲內(nèi)を保ち、主要指標(biāo)は今年の目標(biāo)に合致し、経済運営は平穏を保ち、改革開放の活力は強化され、発展の質(zhì)は著実に向上し、民生保障はしっかりとした力を持った。同時に、國內(nèi)外の環(huán)境は相當(dāng)複雑で、不安定要素、不確定要素が依然多く、経済発展は割合大きな試練に依然直面しており、経済の落ち著いた発展を維持するにはさらに多くの努力が必要だ」との認(rèn)識を示した。

　また「下半期の経済政策を達(dá)成するには、第18回黨大會と第18期中央委員會第3回全體會議（三中全會）の精神を全面的に貫徹実施し、中央経済政策會議の決定と計畫を全面的に実行し、改革?発展?安定の均衡點を正確に把握し、短期的目標(biāo)と長期的発展との均衡點を正確に把握し、経済?社會発展と國民の生活改善との結(jié)合點を正確に把握し、安定の中で進(jìn)展を図るとの全體的政策基調(diào)を堅持し、マクロ政策には安定を、ミクロ政策には活力を、社會政策には拠り所をという基本構(gòu)想を堅持し、マクロ政策の一貫性と安定性を保ち、経済運営における突出した問題に焦點を合わせ、方向性を定めたコントロールを一段と重視し、當(dāng)面と將來の雙方を考慮した政策措置を効果的に実施し、改革開放の深化を加速し、構(gòu)造調(diào)整の推進(jìn)に力を入れ、リスクを適切に防止?解消し、民生政策を改善し続け、持続的で健全な経済成長を促進(jìn)し、経済?社會発展の年間目標(biāo)の実現(xiàn)に努力する必要がある」と指摘した。

■発展は一定の速度を維持しなければならない

　會議は「経済成長の速度を正しく捉えることは、経済政策を達(dá)成するうえで極めて重要であり、各方面の政策を達(dá)成するうえで大きな影響を持つ。中國の発展は一定の速度を保たねばならない。さもなくば多くの問題が解決困難となる。同時に、発展は経済法則に従った科學(xué)的発展、自然法則に従った持続可能な発展、社會法則に従ったあまねく広がる発展でなければならない」と強調(diào)。

　「改革開放を重要中の重要と位置づけ続け、安定成長、構(gòu)造調(diào)整、民生重視、リスク防止を押さえて、改革を加速し、市場に內(nèi)在する原動力と活力を喚起する必要がある。政府機関の簡素化と権限の地方などへの委譲の度合いを強化し、投資制度改革の深化に拍車をかけ、自然獨占業(yè)種の競爭的業(yè)務(wù)を早急に開放し、製造業(yè)參入規(guī)制を緩和すると同時に、開放と管理を結(jié)びつけ、市場管理?監(jiān)督を強化する必要がある」と指示した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月30日