
12月13日は南京大虐殺の犠牲者を悼む初の國家追悼日だ。同日午前10時には、南京の中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館で國家追悼式典が行われた。式典には中國共産黨中央委員會総書記、國家主席、中央軍事委員會主席の習(xí)近平氏が出席して、重要スピーチを行った。主な內(nèi)容は次の通り。人民網(wǎng)が伝えた。
本日、私たちはこの場所で南京大虐殺の犠牲者を悼む國家追悼式典を行い、無辜の犠牲者を追悼し、中國侵略日本軍に殺戮されたすべての同胞を追悼し、中國國民の抗日戦爭の勝利に命がけで貢獻(xiàn)した革命の烈士たちと民族の英雄たちを追悼し、中國國民の平和発展の道を歩もうとする揺らぐことのない崇高な願いを表明し、中國國民の歴史を胸に刻み、過去を忘れず、平和を大切にし、未來を切り開くという揺るぎない立場を宣言する。
歴史は時代の変遷によって改変されるものではなく、事実は巧言やごまかしで消滅するものでもない。南京大虐殺という悲慘な出來事には確実な証拠が山のようにあり、改ざんすることはできない。南京大虐殺という悲慘な事実を認(rèn)めない人があるなら、それがどのような人であれ歴史に否定され、30萬人に及ぶ無辜の犠牲者達(dá)の魂に否定され、13億の中國國民に否定され、世界中の平和と正義を愛する人々に否定されることになる。
歴史がわれわれに教えてくれるのは、平和は勝ち取るべきものであるということ、平和は守るべきものであるということだ。人々が平和を大切にし、平和を守ろうとする時にだけ、人々が戦爭の痛ましい教訓(xùn)を読みとろうとする時にだけ、平和の実現(xiàn)に向けて希望を抱くことが可能になる。
われわれが南京大虐殺の犠牲者のために國家追悼式を行うことは、善良なすべての人々に平和を願い、平和を守る気持ちをもってほしいからであり、過去の恨みを引き延ばすためではない。中日両國國民は子々孫々に至るまで友好関係を保ち、歴史を鏡とし、未來志向で、人類の平和のためにともに貢獻(xiàn)していかなくてはならない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月13日
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