葉小鋼氏
12月13日は最初の南京大虐殺犠牲者國家追悼日だった。前日12日の夜、ミュージカル「永遠に忘れない」が北京の國家大劇場で上演された。同ミュージカルには、中國の著名な作曲家、葉小鋼氏による「遙か遠い我が南京」や「平和祭」第三楽章の二つの作品も含まれていた?!缸髌筏蠚s史を銘記し、平和を大切にする」というテーマを際立たせている」と説明する葉氏は、「困難だとは思うが、將來南京をテーマにした自分の作品を日本で上演し、ミュージカル作品を通して日本人に、中國人の心理的な葛藤や抵抗、苦しみ、希望や憧れなどを感じとって欲しい」という願いを語った。光明網(wǎng)が伝えた。
チェロ協(xié)奏曲「遙か遠い我が南京」は2005年に作曲された。奇しくもその年は、抗日戦爭や世界反ファシズム戦爭の勝利から60周年を迎えた年だった。観る人を深く感動させる同作品には、葉氏獨自の観點による南京や平和への賛歌が込められている。
「6つの王朝の都が置かれた古都、南京がこのような大虐殺の舞臺となったことに対し、中國人一人一人に態(tài)度を表す責任がある」と語る葉氏。楽曲「遙か遠い我が南京」の中には、中國國民の重苦しい気持ち、怒り、抗爭、そして未來への希望が含まれているという。
中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館(南京大虐殺記念館)の増築工事が著工された2007年、葉氏は再び南京を題材にした作品に挑戦した。この合唱交響曲「平和祭」は北京で2008年に初演された。
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