中日のメディア関係者、戦略的互恵関係の方向性を話し合う

北京中日新聞事業(yè)促進(jìn)會(huì)や中國(guó)中日関係史學(xué)會(huì)は25日、共同で「中日関係新情勢(shì)セミナー」を開(kāi)催。新たな局面下で、中日の戦略的互恵関係をいかに発展させていくかをめぐり、人民日?qǐng)?bào)社や人民網(wǎng)、新華社、國(guó)際広播電臺(tái)、「人民中國(guó)」雑誌社など中國(guó)メディアのほか、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞などの日本メディアの記者が、中日関係史學(xué)會(huì)の専門(mén)家らと意見(jiàn)を交換した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

參加者は、「中日関係というと近年、両國(guó)で展開(kāi)されている悲観的な世論調(diào)査を連想する人が多いが、その結(jié)果は決して全體像を表しているわけではない」との見(jiàn)方を示した。例えば、中日関係が冷え込んでいると考えている人が多いが、たくさんの中國(guó)人が日本に旅行に行っている。また、安倍首相が嫌いという中國(guó)人も多いが、最近死去した俳優(yōu)の高倉(cāng)健は大好きという中國(guó)人も多い。そのため、中日関係はとても複雑だ。中日関係は、一度の首脳會(huì)談ですぐに好転するものではないものの、今月北京で開(kāi)催されたアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）非公式首脳會(huì)議で、安倍晉三首相と中國(guó)の習(xí)近平國(guó)家主席が3年ぶりの中日首脳會(huì)談を?qū)g現(xiàn)させたことで、両國(guó)が関係を改善させたいと思っているというメッセージを出したことに、多くの人が気付いている。全體的に見(jiàn)て、參加者は、今後の中日関係に楽観的な見(jiàn)方を抱いていた。今後、中日両國(guó)は、経済貿(mào)易の面だけでなく、環(huán)境保護(hù)や文化交流、スポーツ交流などの面でも、協(xié)力を強(qiáng)化しなければならない。そのほか、中日両國(guó)のメディアの役割も軽視できない。メディアは、國(guó)民の対立を日々悪化させるのではなく、両國(guó)の関係を積極的な方向に向かわせる民間の力とならなければならない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月28日