第4本目となる華僑?華人青書「華僑華人研究報(bào)告（2014）」が22日、北京で発表された。海外の華人資産家トップ180と中國大陸部の資産家トップ180をサンプルに、資産家とその財(cái)産の発展変化について海外の華人と中國大陸部とを比較した。これによると、中國大陸部の資産家の財(cái)産の成長率は海外の華人資産家を上回り、大陸部の資産家の財(cái)力も海外華人に追いつき追い越しつつある。中國新聞社が伝えた。

同報(bào)告によると、2013年と2008年を比較した場合、中國大陸部の資産家トップ180の総資産の成長率は海外の華人資産家トップ180の4倍にのぼり、中國大陸部の資産家トップ100の総資産の成長率は東南アジア諸國連合（ASEAN）の華人資産家トップ100の1.5倍に達(dá)した。中國大陸部の資産家トップ40の総資産の成長率は臺(tái)灣地區(qū)の華人資産家トップ40の9.7倍、中國大陸部の資産家トップ30の総資産の成長率は香港地區(qū)の華人資産家トップ30の58.6倍にのぼった。

2008年の海外華人資産家トップ180、ASEANの華人資産家トップ100、臺(tái)灣地區(qū)の華人資産家トップ40、香港地區(qū)の華人資産家トップ30の総資産はそれぞれ中國大陸部の資産家トップ180、トップ100、トップ40、トップ30の総資産を上回っていた。だが2013年になると、中國大陸部の資産家トップ180の総資産はまだ海外の華人資産家トップ180の総資産を下回っているものの、差は大きく縮まった。だが中國大陸部の資産家トップ100、トップ40、トップ30の総資産はそれぞれ、ASEANの華人資産家トップ100、臺(tái)灣地區(qū)の華人資産家トップ40、香港地區(qū)の華人資産家トップ30の総資産を上回った。

同報(bào)告によると、中國大陸部の資産家と比べると、海外の華人資産家の資産の出処は國際化と多元化が進(jìn)んでおり、資産家ランキングの交代率が低い。その財(cái)力は中國大陸部の資産家によって追いつかれ、追い越されつつある。家族企業(yè)への圧力は増し、資産の成長は安定を欠き、資産の出処は従來型の産業(yè)を中心としている。國內(nèi)外の華人資産家は産業(yè)の相互補(bǔ)完性が高く、內(nèi)外の産業(yè)分業(yè)協(xié)力の余地は大きい。

報(bào)告はさらに、海外の華人資産家と中國大陸部の資産家の資産の蓄積と発展変化に共通する特徴を次のようにまとめている。家族の財(cái)産の蓄積は基本的にゼロから積み上げたもので、家族企業(yè)の発展や拡大によって資産がほかの地域や多様な産業(yè)へと分散し、とりわけ新興市場や不動(dòng)産業(yè)へと拡張する。同時(shí)に、資本市場の発展に伴い、家族企業(yè)も、株式市場を利用した企業(yè)の買収合併や業(yè)務(wù)の分離上場などによって企業(yè)再編や業(yè)務(wù)拡張を?qū)g現(xiàn)する。不動(dòng)産市場と株式市場は資産成長に影響する大きな要因となっている。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月24日