北京市環(huán)境保護局は、このほど「2014年大気清浄10大キーワード」を発表した。キーワードのトップになったのは、「APECブルー」。このほか、「人努力天幇忙（人の努力に神様のご加護）」「源解析（汚染源解析）」「告別黃標(biāo)車（さよなら、排ガス基準(zhǔn)を満たさない車）「無煤化（無石炭化）」などのキーワードがランクインしている。人民網(wǎng)が伝えた。

○APECブルー

北京で開催されたアジア太平洋経済協(xié)力（ＡＰＥＣ）會議非公式首脳會議の期間中（2014年11月5日‐11日）に見られた、大気の質(zhì)が良好であることを示す青空「APECブルー」は、いつの間にか「美しい北京」のイメージを築くための努力目標(biāo)となった。

○人努力天幇忙（人の努力に神様のご加護）

北京は3面が山に囲まれ、一年を通して高溫高濕の狀態(tài)が起きやすい。また、風(fēng)が弱く、逆転層が形成されやすいなどの不利な気象條件に加え、市街地での溫室効果ガス（二酸化炭素）排出量が多く、周辺地域からの汚染物質(zhì)の飛來の影響を受けやすい。そこで、「いかに人が努力するのか」だが、環(huán)境保護を唱える杜少中氏は、「微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5)の低減に重點的に取り組むべきだ。汚染物質(zhì)増加の抑制、汚染物質(zhì)量の削減、環(huán)境容量の増加など、厳格に「北京市大気汚染防止條例」を?qū)g行しなければならない」と語った。

○鉄腕治汚（権威機関が制度を通じて、計畫的に汚染防止管理対策を進(jìn)める）

2014年3月、「北京市大気汚染防止條例」が正式に施行された。2014年11月30日時點で、北京市環(huán)境保護局全部門が検査した汚染源企業(yè)約10萬社のうち、立件、処罰された企業(yè)は2569社、総罰金額は8349萬3800元（約16億976萬円）に上った。また、検査した車両は1164萬5400臺／回のうち排出ガス規(guī)制基準(zhǔn)を超えていた車両は1萬3172臺／回だった。