歐州と中國(guó)は來(lái)年、外交関係樹(shù)立40周年を迎える。雙方の協(xié)力分野は非常に広く、その協(xié)力関係は、技術(shù)や金融の一方向的な流れを超え、雙方向的な交流へと広がっている。歐州と中國(guó)はいずれも改革を進(jìn)めているところで、歐州は徹底したモデル革新を必要としている。歐州は金融危機(jī)を乗り切っても低成長(zhǎng)と高失業(yè)率に依然として苦しんでいる。今後直面するこうした課題にはより多くの投資が必要となる。中國(guó)では逆に、投資過(guò)多の問(wèn)題も一部で指摘されており、雙方にはさらに多くの分野での協(xié)力の可能性がある。

　中國(guó)は驚くべき速度で都市化している。歐州で數(shù)百年かかったそのプロセスを、中國(guó)は數(shù)十年で渡り切ろうとしている。雙方は、「より住みやすい都市の実現(xiàn)」という共通の目標(biāo)を持っており、さらなる?yún)f(xié)力や貢獻(xiàn)が期待されている。

　世界のどこに行っても「中國(guó)」が話題となるようになった。中國(guó)で暮らしていたことや中國(guó)に住んでいることがわかると、中國(guó)についての話題は盡きない。私も歐州に帰る度、中國(guó)での生活について友人に聞かれ、中國(guó)の発展への見(jiàn)方を?qū)い亭椁欷搿?/p>

　歐州ではメディアを通じて中國(guó)のネガティブな面がよく知られている。急速な発展によってもたらされた汚染や交通の問(wèn)題はその典型だ。だがこれらを除けば、中國(guó)が成功例であることは認(rèn)めざるを得ないだろう。歐州の人々の中國(guó)に対する評(píng)価は全體としてはポジティブなものだ。改革開(kāi)放で大きな成果が得られたことや、悠久の歴史を持つ文明があることも広く知られている。偉大な歴史を持つ中國(guó)に一度は行ってみたいと誰(shuí)もが感じている。中國(guó)はこれまでずっと、歐州人に人気の旅行先の一つとなってきた。

　中國(guó)の今後の発展には私は楽観的だ。中國(guó)の一人當(dāng)たりの所得水準(zhǔn)はすでに中所得國(guó)レベルに達(dá)した。しかし所得分配や貧富の格差などには問(wèn)題があり、経済成長(zhǎng)モデルの転換が急務(wù)となっている。中國(guó)共産黨第18期三中全會(huì)（中央委員會(huì)第3回全體會(huì)議）では「改革の全面的深化に関する決定」が提起されたことを、私を含めて多くの人が印象深く受け止めた。改革が徹底されれば、中國(guó)経済の発展は長(zhǎng)期的には、より強(qiáng)力で持続可能なものとなるだろう。

　今回は、中國(guó)を見(jiàn)て回るためにより多くの時(shí)間を割き、より多くの中國(guó)人と知り合いたいと考えている。中國(guó)は巨大で多様な國(guó)だ。中國(guó)の物語(yǔ)は一つではない。語(yǔ)るべき物語(yǔ)はたくさんある。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月29日