一見何の変哲もない手袋のようだが、これを裝著すると音楽を操れるようになる。廈門大學嘉庚學院で學ぶ大學二年生の高友炎さんは友人らと、音楽を演奏できる魔法の手袋を発明し、第3回「三元達杯」大學生革新コンクールの最優(yōu)秀創(chuàng)意賞を受賞した。廈門日報が伝えた。
高さんは取材に応じた際に、「これを裝著すると、床、壁、窓、テーブル、太ももが楽器に変わる。そっと觸るだけで、美しい音楽を演奏できる」と説明した。この製品はピアノの他に、アコーディオン、バイオリン、ギター、フルート、ドラムなどさまざまな楽器の音を真似ることができる。もちろん類似する魔法の手袋はすでに米國でも発売されているが、高さんの「手袋」は異なっており、より便利で実用的だ。高さんの魔法の手袋は裝著後、アプリをダウンロードしたアンドロイド攜帯と連結するだけで、指を動かし異なる音を出すことができる。この音楽を演奏できる手袋の価格は、200元(約3800円)未満だ。高さんはこの製品を「児童用音楽手袋」と名づけている。高さんは、「最近売られている楽器は高すぎる。この作品を発明したのは、楽器に初めて觸れる子どもたちに慣れ親しんでもらい、練習してもらうため」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月16日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386