中國による1萬ワット級対空防衛(wèi)レーザーシステム「低空衛(wèi)士」の開発成功は、1月19日に2014年度國防科技工業(yè)10大ニュースに選ばれた。同システムが2014年11月に正式に報(bào)じられると、國內(nèi)外からかつて無いほどの注目が集まった。同システムの開発部門である中國久遠(yuǎn)ハイテク裝備公司黨委員會(huì)書記の馬寅國氏は受賞日に、この防衛(wèi)裝備の真の姿を明らかにした。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

◆不可視光線でターゲットを撃墜

馬氏によると、同システムの登場は、レーザー技術(shù)の中國安全保障分野での応用が、重大な進(jìn)展を?qū)g現(xiàn)したことを意味する。同システムはまた、中國の民間ハイテク安保分野の重要な成果でもある。近年小型機(jī)が急速に発展しており、犯罪者による不法行為の可能性が高まっている。これは重要エリア、重大活動(dòng)エリアの安全保障にとって、現(xiàn)実的な脅威となっている。これまでの場合は、主に狙撃手や速射砲により迎撃するか、ヘリを使い空で取り締まる必要があった。しかしこれらの手段は成功率が低く、かつ地上の人々に被害をもたらす可能性もある。

同システムは「低空?低速?小型」の航空機(jī)による不法侵入への対策を目的に開発された。同システムは5秒內(nèi)にターゲットを撃墜することが可能で、地上に被害が発生することもない。同システムはその後、次のターゲットの追跡と攻撃に切り替えることができる。同システムの射程距離は2キロ以上で、システム1基の防衛(wèi)面積は12平方キロメートルに達(dá)する。同システムはすでに多くの試験とデモンストレーションに成功しており、固定翼機(jī)、マルチローター機(jī)、ヘリコプターなど典型的な小型機(jī)を30數(shù)回?fù)膲嫟筏皮?、成功率?00％に達(dá)している。