歐州中央銀行が量的緩和政策をうち出すといった情報(bào)の影響を受けて、26日の人民元の対米ドルレートは先週以來の弱気相場(chǎng)が続いた。この日の最安値は1ドル＝6.2572元で、同日の基準(zhǔn)値6.1384元を1.9％下回り、単日のレート変動(dòng)幅の上限である2％に接近した。民生証券研究院の管清友執(zhí)行院長は、「國內(nèi)資産の収益率が相対的に低下したことから、プライベート部門では米ドル建て資産の配分をより多くする流れが強(qiáng)まり、今後は経常収支の黒字と資本収支の赤字が併存する狀態(tài)が新常態(tài)（ニューノーマル）になるとみられる。これはつまり、元の対ドルレートに下降圧力がかかるということだ。だが中國は管理された変動(dòng)相場(chǎng)制度を?qū)g施しており、下降幅がそれほど大きくなることはなく、全體としては雙方向に変動(dòng)する」との見方を示す。「経済日?qǐng)?bào)」が伝えた。

現(xiàn)在、元の対ドルレートの単日における変動(dòng)幅は2％が上限とされる。短期間にレートが大幅に変動(dòng)した場(chǎng)合は、中國人民銀行（中央銀行）が介入する可能性は否定できない。人民銀研究局の王宇副局長によると、「中國のレート市場(chǎng)化改革の目標(biāo)は、市場(chǎng)の需給を基礎(chǔ)とし、管理された変動(dòng)相場(chǎng)制度を構(gòu)築することにある。人民銀は元レートの大幅変動(dòng)を防ぐため変動(dòng)幅を設(shè)定しており、これを超えた場(chǎng)合は外貨の購入や売卻を行って変動(dòng)幅內(nèi)に収まるようにする。だが変動(dòng)幅內(nèi)であれば、元レートの動(dòng)きは銀行間外國為替市場(chǎng)の需給関係によって100％決まることになっている」という。

外為市場(chǎng)のデータによると、26日のユーロの対ドルレートは大幅な調(diào)整が行われ、一時(shí)は1ユーロ＝1.1ドルを割り込んだ。管執(zhí)行院長は、「歐州中央銀行と日本銀行（中央銀行）による金融緩和の加速がユーロと円のレートに引き続き下降圧力をかけることになり、これに米國経済の基本的側(cè)面の相対的な強(qiáng)さ、米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）の金融緩和の縮小が加わって、米ドルは他の通貨よりも強(qiáng)気を維持するとみられる」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月28日