西側(cè)メディアがロシア経済はすでに「崩壊」していると判斷し、モスクワ政権に対して暗い見通しを示していることについて、外交部（外務(wù)省）の秦剛報道官は18日の定例記者會見で「ロシアには現(xiàn)在の一時的な困難を克服する能力があるとわれわれは信じている」と述べた。

秦報道官は「われわれは最近のルーブル相場の変動に留意するとともに、為替市場の安定に向けてロシア政府の講じた各措置にも留意している。ロシアの外貨準(zhǔn)備は比較的潤沢であり、公的債務(wù)の対GDP比はG20中、低い方だ。また、ロシアには豊富な資源と比較的良好な工業(yè)基盤がある。ロシアには現(xiàn)在の一時的な困難を克服する能力があるとわれわれは信じている」と述べた。

ルーブルと人民元の通貨スワップ協(xié)定への影響、調(diào)整の可能性、中露間のエネルギー?経済?貿(mào)易協(xié)力への影響についての質(zhì)問には「どの通貨スワップにも為替相場変動の問題がある。國家間の通貨スワップ協(xié)定は通常これを考慮し、為替相場調(diào)整を含む條項やメカニズムを定める。中露間の通貨スワップ協(xié)定は國際的慣例に照らして締結(jié)されたものであり、現(xiàn)時點で影響は受けていない」と説明。

中露間の経済?貿(mào)易協(xié)力については「現(xiàn)在國際為替相場には変動が生じているものの、中露両國経済は強い補完性、広い協(xié)力分野、大きな潛在力を持つ。両國の政府、企業(yè)ともに相互経済?貿(mào)易?投資協(xié)力の強化について高度の共通認識を有しており、積極性も非常に高い。習(xí)近平主席とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は數(shù)度の會談で共に、両國の各分野の実務(wù)協(xié)力を拡大、深化すべく共に努力する考えを表明した。李克強総理とメドベージェフ首相は先日アスタナで會談した際、エネルギー協(xié)力を引き続き強化することで合意するとともに、高速鉄道、インフラ整備、ロシア極東地域開発などの協(xié)力強化について新しい重要なコンセンサスに至った。われわれは中露経済?貿(mào)易協(xié)力の將來性を確信している」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月19日