「日本社會(huì)は人情が薄く、近所づきあいがない」と言われる。しかし、日本では近年、見ず知らずの人が同じ屋根の下に共同で暮らす「シェアハウス」が流行っている。シェアハウスには、家賃が安く、他人と交流できるというメリットがある。取材を通し、こういったシェアハウスが若者だけでなく、高齢者にも人気であることが明らかになった。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
東京都多摩市、多摩川の支流である大栗川沿いに、2階建ての住宅が建っている。ここには、30歳から70歳までの異なる年齢層の20數(shù)世帯が一緒に暮らしている。この住宅の特徴は、リビング、キッチン、庭が共用で、住人は2日に1回全員でご飯を食べ、當(dāng)番制で食事を作っていることだ。
住人の1人である大阪から來(lái)た高齢者の女性は、10年前に夫に先立たれ、東京で勤務(wù)する息子と一緒に暮らすために東京に來(lái)た。しかし、息子の家が狹すぎたため、女性はシェアハウスの部屋を借りて暮らすことにしたが、すぐにここでの暮らしを好きになったという。シェアハウスに引っ越す前、食事は外で弁當(dāng)を買って済ませていたが、今は自分の食事當(dāng)番の日を心待ちにしている。以前は、高齢者は人に迷惑をかけるだけだと思っていたが、今は人のために何か役に立っていると思えるからだ。
シェアハウスでは月に1回住人による會(huì)議が行われ、各種イベントの開催について話し合う。たとえば、「みんなで一緒にヨガをしよう」「シェアハウスの近隣住民ともっと挨拶しよう」などの議題が含まれる。この女性は、現(xiàn)地の小學(xué)校のボランティア活動(dòng)にも參加し、小學(xué)生に伝統(tǒng)文化を教えている。
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