アキュラの低迷の主因は、製品ラインナップの問題だ。特に中國市場(chǎng)では、SUVのMDXがある程度知られているだけで、RL、TL、その後発売された車種は市場(chǎng)で反響を呼んでいない。性能だけを見るならば、アキュラは優(yōu)れた性能を持つ。しかし車のデザイン、マーケティング、快適性などの面では、中國人消費(fèi)者から遠(yuǎn)く離れている。同じく、新技術(shù)でも見所に乏しい。プライドが高く現(xiàn)地化が進(jìn)まないことも、販売低迷の原因となっている。

現(xiàn)在の中國自動(dòng)車市場(chǎng)は、ブランドと製品が有り余っている狀態(tài)で、ほぼ毎月のように、數(shù)車種もしくは數(shù)十車種の新車が発売されている。消費(fèi)者に多くの選択肢が與えられおり、すでに典型的な買い手中心の市場(chǎng)となっている。いかに消費(fèi)者を喜ばせるかは、各社のマーケティングの重點(diǎn)だ。中國市場(chǎng)に適した製品の販売は、各メーカーの共通認(rèn)識(shí)になっており、優(yōu)れた成績を収めているメーカーも多い。例えば幅広いスペースを求める中國市場(chǎng)の需要に適応した上海VW（フォルクスワーゲン）のラヴィーダは代表的な車種となっており、2014年の月間販売臺(tái)數(shù)は2萬臺(tái)以上で推移した。ラヴィーダと同じく、各社はコンパクトカーの発展で発想を転換させている。各社はこれまで手の込んだ小型車という路線を歩んできたが、今やコンパクトカーの性能と個(gè)性を際立たせるようになった。ターボチャージャー、ダブルクラッチ、サンルーフなどは、ほぼ標(biāo)準(zhǔn)裝備となっている。

幅広い空間、力強(qiáng)い動(dòng)力は、市場(chǎng)の変化に対応する各社の措置だ。各社はこれによって製品力を強(qiáng)化し、市場(chǎng)シェアを高めようとしている。アキュラも自己改革の時(shí)を迎えている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年3月17日