中國(guó)外交部（外務(wù)省）の華春瑩報(bào)道官は26日の定例記者會(huì)見で「日本側(cè)がいわゆる『中國(guó)の脅威』の誇張を止め、地域の平和と安定にとってプラスの有益な事をすることを希望する」と表明した。

　――報(bào)道によると日本の安倍晉三首相は24日、自民黨幹部との會(huì)談時(shí)に「中國(guó)の軍備拡張は予想を上回っており、日本も負(fù)けるわけにはいかず、必要な予算措置をすべきだ」と述べた。25日には海上自衛(wèi)隊(duì)最大の艦艇「いずも」が正式に就役した。これについてコメントは。

　中國(guó)は平和的発展の道を堅(jiān)持し、防御的國(guó)防政策を遂行している。中國(guó)の戦略的意図はオープンで透明であり、國(guó)防予算の審査?承認(rèn)過程もオープンで透明であり、國(guó)防費(fèi)の総額および構(gòu)成もオープンで透明だ。中國(guó)が経済発展水準(zhǔn)に見合った國(guó)防の近代化を行うことに非難の余地はない。

　歴史的理由から、軍事?安全保障分野の日本の政策動(dòng)向をアジア近隣國(guó)と國(guó)際社會(huì)は強(qiáng)く注視し続けている。日本の人口は中國(guó)の約10分の1しかなく、面積は中國(guó)の約26分の1だが、日本の1人當(dāng)たり國(guó)防費(fèi)は中國(guó)の約5倍だ。こうした狀況でもなお日本が中國(guó)側(cè)の正常な國(guó)防建設(shè)を引き合いに出すとは、いささか真意は別にあるのではないか？われわれは日本側(cè)が歴史を鑑として、平和的発展の道を歩み、いわゆる「中國(guó)の脅威」の誇張を止め、地域の平和と安定にとってプラスの有益な事をすることを希望する。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年3月27日