中國(guó)高速鉄道の海外進(jìn)出が新たな進(jìn)展を次々と実現(xiàn)している。中國(guó)の王毅外交部長(zhǎng)（外相）はボアオ?アジアフォーラムで28日、中國(guó)とタイが高速鉄道の協(xié)力合意をすでに締結(jié)し、中國(guó)とラオスの鉄道も推進(jìn)されているほか、シンガポール?マレーシア間の高速鉄道の入札に中國(guó)が參加する計(jì)畫であることを明らかにした。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

中國(guó)とタイとの高速鉄道協(xié)力合意締結(jié)の情報(bào)が発表された後、タイ紙「バンコク?ポスト」は、この鉄道が完成すれば、パッタヤーやラヨーンなどバンコク東部の沿岸地域に暮らす數(shù)百萬人の住民にとっての朗報(bào)となるとし、快速で快適な通勤方式はタイで必ず歓迎されることになると報(bào)道した。

タイのアーコム?トゥームピッタヤーパイシット運(yùn)輸大臣によると、鉄道の運(yùn)営は両國(guó)の共同出資の形で行われる。資金源は、タイの財(cái)政支出、國(guó)內(nèi)融資、中國(guó)側(cè)の融資からなる。機(jī)関車や鉄道信號(hào)系統(tǒng)、電力系統(tǒng)などはいずれも中國(guó)側(cè)の技術(shù)を採用する。中國(guó)とタイは今後、中國(guó)側(cè)の融資金利や融資期限、債務(wù)期限について交渉をつめていく。

建設(shè)が予定されている中國(guó)?タイ鉄道はタイ北部のノンカイと南部の港マプタプットをつなぐもので、総延長(zhǎng)は800km余りに達(dá)し、タイ最初の標(biāo)準(zhǔn)軌鉄道となる。すべて中國(guó)の技術(shù)や標(biāo)準(zhǔn)、裝備を使用し、時(shí)速は160kmから180kmに達(dá)する。

PR Newswire の29日の報(bào)道によると、高速鉄道市場(chǎng)は近年、発展を続けており、今後の見込みも明るいとされている。世界の高速鉄道市場(chǎng)は2013年の1023億ドルから2014年には1120億ドルに増え、2019年までに1334億ドルに達(dá)する見込み。世界の高速鉄道市場(chǎng)では、ASEAN諸國(guó)が中國(guó)?日本?フランス?ドイツなどの技術(shù)強(qiáng)國(guó)が激しい戦いを繰り広げる場(chǎng)所の一つとなっている。

東南アジア地域では、中國(guó)?タイ鉄道協(xié)力プロジェクトのほか、中國(guó)?ラオスの鉄道協(xié)力も積極的に進(jìn)められている。すでに公表された計(jì)畫によると、中國(guó)?ラオス高速鉄道は総延長(zhǎng)420km、時(shí)速200km以內(nèi)で、建設(shè)予算は約72億ドルを計(jì)上している。完成後、昆明からビエンチャンまではわずか2時(shí)間半となる。計(jì)畫ではこの鉄道はタイまで伸ばされ、アジア橫斷鉄道ネットワークの重要な一部となる。