日本メディアが14日発表した世論調(diào)査の結(jié)果は、同じ第2次大戦の敗戦國(guó)でありながら日本は戦爭(zhēng)の歴史についての教育の充実度がドイツにはるかに劣り、これが日本社會(huì)の歴史認(rèn)識(shí)に明らかな偏りをもたらしていることをはっきりと示した。新華網(wǎng)が伝えた。

　朝日新聞社が日獨(dú)國(guó)民を?qū)澫螭诵肖盲渴勒撜{(diào)査によると、半數(shù)近くのドイツ人がナチスドイツによる戦爭(zhēng)の歴史について學(xué)校で「しっかりと教わった」と答えたのに対して、日本では戦爭(zhēng)の歴史について「しっかりと教わった」との回答は13％に過(guò)ぎず、「しっかりとは教わらなかった」との回答が8割近くに上った。

　第2次大戦勝利後、反ファシズム戦爭(zhēng)同盟國(guó)は戦爭(zhēng)を発動(dòng)した日獨(dú)の戦犯に対して東京とニュルンベルクで裁判を行った。世論調(diào)査ではドイツ人の68％がニュルンベルク裁判の內(nèi)容を知っていると回答したのに対して、日本人で東京裁判の內(nèi)容を知っているのは33％に過(guò)ぎなかった。また「知っている」と答えた日本人のうち、32％が東京裁判を「不當(dāng)な裁判」と認(rèn)識(shí)。ニュルンベルク裁判を「不當(dāng)」と認(rèn)識(shí)するドイツ人はわずか8％だった。

　正しい歴史教育の欠如は、日本社會(huì)の歴史認(rèn)識(shí)に明らかな偏りをもたらしている。日本の発動(dòng)した戦爭(zhēng)の性質(zhì)について、日本人の46％が「侵略戦爭(zhēng)」であると同時(shí)に「自衛(wèi)戦爭(zhēng)」でもあると考えており、「侵略戦爭(zhēng)」と認(rèn)識(shí)しているのはわずか3割だった。だが同時(shí)に、當(dāng)時(shí)の戦爭(zhēng)に対する日本の清算の努力は「まだ不十分」と認(rèn)める日本人も65％に上った。

　日本の戦爭(zhēng)の歴史についての教育と認(rèn)識(shí)の偏りは、被害を與えた近隣國(guó)との戦後の和解への努力不足を招いている。世論調(diào)査によると、ドイツでは被害を與えた近隣國(guó)と「うまくいっている」との回答が94％で、このうち「大いにうまくいっている」は39％に上った。一方日本では「うまくいっている」は46％、このうち「大いにうまくいっている」は1％に過(guò)ぎなかった。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年4月15日