東京、箱根、京都、大阪4地を訪れた中國(guó)人の日本旅行記

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年04月30日10:35

忙しい仕事の合間を縫って旅行することは、生活における最高の癒しであることは疑うべくもない。4月はまさに満開(kāi)の桜のシーズンであり、日本へ行って花見(jiàn)をするという旅行計(jì)畫は、非常に理に適っている。

海外旅行は、常にそれなりの準(zhǔn)備が必要だ。日本から戻ってきたばかりの友人に日本旅行の助言を求めたところ、友人はわざと造詣が深いふりをして、「心を穏やかにして、明るい笑顔でいればいい」と語(yǔ)った。

この友人の不可解な助言に対し、最初は鼻で笑っていた私だったが、日本の地に足を踏み入れた瞬間、友人の言った言葉の意味を理解した。

賑やかな東京、靜かで素樸な箱根、伝統(tǒng)を感じさせる京都、親切で朗らかな大阪…旅行の途中、我々はあまり深く考えず、國(guó)籍の違いや言葉が通じないことを気兼ねすることもなく、全身で美しい風(fēng)景や現(xiàn)地の人々との偶然の出會(huì)いを楽しみ、常に頷いて微笑みを浮かべていた。これが今回の旅のすべてだった。

■スタイリッシュな東京

小さい時(shí)、日本ドラマを見(jiàn)るのが好きだった。最も好きなドラマ「池袋ウエストゲートパーク」では、喧噪でごった返している池袋の街が映っていたが、それに反して、寂しく孤獨(dú)な池袋の街の様子に惹かれた。このため、池袋に行ってみたいというのが、ここ數(shù)年來(lái)の念願(yuàn)だった。

池袋の街角に立ったのは、ちょうど現(xiàn)地時(shí)間の午後3時(shí)半だった。池袋には、大きな百貨店や電気量販店、アパレルショップ、映畫館、レストラン、ゲームセンターなどがびっしりと建ち並んでいた。三々五々に群れを成した男女の學(xué)生たちの後をついて、街を適當(dāng)にブラブラと歩いた。夜が暮れると、池袋の街は、真の賑やかさを見(jiàn)せ始めた。オシャレな出で立ちの青年たちが街角で仲間を引き入れ、しきりに冗談を言い合って笑っている。この時(shí)間の池袋は、東京の街の特色を體現(xiàn)しはじめていた。エネルギーや時(shí)代の誘惑に満ち溢れており、賑やかだが、低俗ではない。