■顔面偏差値も求人広告の條件に
「90後」の流行語である「顔面偏差値」も、度々求人広告の條件の中に記載されている。上海の保険會(huì)社の求人広告には、「能力がある人を希望する。この能力とは、堂々とした容貌で、顔面偏差値が高いこと」と記載されている。この保険會(huì)社の人事?lián)?dāng)者の王さんは、「顔面偏差値の高い人を求めることは、応募者を差別することではない。この仕事は人や物事に対して上手く対処しなければならず、顔面偏差値も會(huì)社のイメージを代表している」と説明した。
「顔面偏差値の高さ」を條件にする會(huì)社があれば、「顔面偏差値の高さ」で応募者の気を惹こうとする會(huì)社もある。あるメディア會(huì)社は微信に求人広告を投稿したが、そこには美人職員10數(shù)人のプライベート寫真が掲載されていた。これは、応募者に対して、會(huì)社の職員の顔面偏差値が非常に高く、これらの美人職員が將來あなたの同僚になるということをアピールしたものだ。
顔面偏差値の高さが條件であることに対し、求職者の他の資質(zhì)や才能を無視することになるかもしれないと感じる人がいる。特に、能力は高くても、顔面偏差値が高くない求職者にとって、これは非常に不公平なことだ。
しかし、「これまでの求人でも、『容姿端麗』という條件はあった?,F(xiàn)在の、顔面偏差値が高いというのは、表現(xiàn)が異なるだけで、『90後』の世代がよく知っている流行語を取り入れただけだ。それに、本當(dāng)に能力のある人材を求めている企業(yè)であれば、顔だけを見て決めるという淺はかなことはしないだろう」とコメントする人がいる。
■企業(yè)は學(xué)歴とモーメンツに注目する
企業(yè)がモーメンツを見ているというのは聞いたことがあるだろうか?あるIT企業(yè)は求人応募者の微信のモーメンツや公式アカウントの內(nèi)容を見て、応募者の仕事以外の狀況をおおまかに把握するのだという。必要とする人材について、「強(qiáng)い精神力を持ち、頭の回転が速く、感情をコントロールできる。あと、必要なのは打たれ強(qiáng)くなければならない」というこのIT企業(yè)は、學(xué)歴や職務(wù)経歴書などのハード面は、応募者のソフト面ほどには重要でないと指摘する。創(chuàng)業(yè)型企業(yè)が必死になって追求しているのは、革新的な思考であり、同時(shí)に従業(yè)員にも精神的な強(qiáng)さを必要としている。ただし、相対的に、ソフト面を判斷するのは難しい。
ある雇用の専門家は、「現(xiàn)在多くの會(huì)社の求人では、『80後』の人事?lián)?dāng)者が、『90後』の応募者の面接を行っている。これらの若い人事?lián)?dāng)者は自分自身の経験の中からある結(jié)論を?qū)Г坤工韧瑫r(shí)に、『90後』に近い思考回路で採用を行っている。求人広告の條件が風(fēng)変わりに見えるのも、時(shí)代の変化の表れに過ぎない」という見方を示した。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月7日
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