
海外でも青春映畫ブームが起きているものの、中國と違って青春映畫を単なる戀愛映畫にはせず、「青春+○○」というのが流行のスタイルとなっている。例えばハリウッドでは、青春映畫にコメディやファンタジーの要素などを加え、多元化し、若者の心をゲットしている。日本の青春映畫は、さわやかで純粋なストーリーが売りで、登場人物も人間性にあふれる。このタイプの映畫は、日本の青春映畫の主流であり、ヒットしている戀愛ドラマの主流でもある。>>>

▼青春+ファンタジー:「トワイライト」シリーズ、「ハリーポッター」シリーズ
▼青春+ディズニー童話:「スノーホワイト」「シンデレラ」
▼青春+巖井俊二:「リリイ?シュシュのすべて」「Love Letter」「スワロウテイル」「花とアリス」
▼青春+ミュージカル:「ハイスクール?ミュージカル」シリーズ
▼青春+アニメ:「雲(yún)のむこう、約束の場所」「時をかける少女」
▼青春+日本式純愛:「ただ、君を愛してる」「僕の初戀をキミに捧ぐ!」「戀空」「僕等がいた」

冷靜かつ公平に論じれば、日本の青春映畫は比較的早い時期から発展し、すでに成熟したモデルを形成している。映畫の原作となる漫畫自體が、もともと數(shù)多くの中から選ばれたものだからだ。ベストセラー漫畫の中からさらに選び出された優(yōu)れた漫畫をもとにした映畫は當然成功しやすい。
それにしても、観客の認知度と価値観に大きな差が存在するので、制作者は、観客と意志の疎通を図る方法を見つけて、自分の作品をいかに観客が必要としているものに合わせるかを知る必要がある。中國映畫家協(xié)會の尹鴻?理事は、「現(xiàn)在の中國の青春映畫には、『小時代』シリーズのように、90年代生まれの若者など、低い年齢層を対象にした作品もあれば、『致青春』のように、青春時代の苦い思い出などをテーマにした作品もある。そのため、青春映畫は今後、文化的価値を多様化させながら発展していくだろう」と予想している。>>>
(編集SC)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月13日
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