天津市はこのほど、汚染物排出費を5月から10倍に引き上げるとする新規(guī)定を発表、煙塵排出費を1キログラム當たり2.75元、一般粉塵排出費および建設現(xiàn)場の粉塵排出費を同1.5元に引き上げる。市內の各企業(yè)が汚染物質排出削減対策を前向きに講じるよう促すことが狙い。人民日報が伝えた。

同市の現(xiàn)行の汚染物排出費は、國家が2003年に定めた內容に準じ、煙塵排出費が1キロ當たり0.275元、一般粉塵排出費および建設現(xiàn)場の粉塵排出費が同0.15元。この基準は、大気汚染にかかるコストを大幅に下回っていることから、市財政は、この差を埋めるために、年間數(shù)億元を支出してきた。また、汚染物排出費が低すぎるため、各企業(yè)は、排出削減に盡力するよりも、排出費を支払う選択をするようになった。

汚染物排出費基準の改定後、徴収された費用は、従來通り、環(huán)境保護特定項目財源として、中央1：市４：區(qū)?県５の割合で各級政府の國庫に納入され、「収支ダブル」管理が行われ、全て環(huán)境汚染対策に運用される。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年5月19日