第10回「中國(guó)文化遺産デー」にあたる6月13日、故宮は、1日の入場(chǎng)者數(shù)を8萬(wàn)人に制限する措置を本格的に始動(dòng)する。また、実名制による入場(chǎng)券販売もスタート、1人あたり購(gòu)入枚數(shù)を1日1枚までとする。ツアー客については、オンラインによる予約購(gòu)入を徹底する。故宮博物院の単霽翔?院長(zhǎng)はこのほど、長(zhǎng)く下準(zhǔn)備を積み重ねてきた今回の措置を発表すると同時(shí)に、1日あたり8萬(wàn)人の入場(chǎng)者宣言という「警戒ライン」を必ず死守しなければならないとの覚悟を示した。北京晨報(bào)が伝えた。
〇推計(jì):「延べ 8萬(wàn)人」はどのように導(dǎo)き出されたのか
故宮の推計(jì)によると、最も快適に見(jiàn)學(xué)できる1日あたりの來(lái)場(chǎng)者規(guī)模は、延べ3萬(wàn)人前後で、上限は延べ8萬(wàn)人という。來(lái)場(chǎng)者がこれ以上多くなると、貴重な文化財(cái)である古代建築の安全性はもちろん、來(lái)場(chǎng)者の快適性から見(jiàn)ても、問(wèn)題が生じる。
単院長(zhǎng)は、今回決定された1日あたりの入場(chǎng)制限數(shù)について、次の通り説明した。
8萬(wàn)人という上限は、長(zhǎng)年にわたる研究とデータ分析をベースに、來(lái)場(chǎng)者を長(zhǎng)きにわたり受け入れてきた豊富な経験、世界文化遺産である故宮の獨(dú)自性、來(lái)場(chǎng)者が見(jiàn)學(xué)する際の法則性などもかんがみ、安全を絶対條件とし、來(lái)場(chǎng)者の立場(chǎng)に立って導(dǎo)き出した數(shù)値だ。
入場(chǎng)者數(shù)を制限することについて、故宮はさまざまな下準(zhǔn)備を積み重ねてきた。昨年、1日內(nèi)での時(shí)間による入場(chǎng)制限やオフシーズン「テーマ別無(wú)料デー」の設(shè)置など、一連の制限措置を施行しながら、経験を蓄積してきた。これらの措置によって、オンラインによる入場(chǎng)券の予約購(gòu)入という習(xí)慣が一般化するようになり、入場(chǎng)制限措置を?qū)g施するという故宮の方針を全社會(huì)にアピールすることができた。
とはいえ、1日あたり「8萬(wàn)人まで」という規(guī)制は、今後永久に変わらない訳ではない。故宮で一般開(kāi)放される面積は、今年は全體の52%から65%に、來(lái)年には76%まで拡大され、來(lái)場(chǎng)者の受け入れキャパシティも拡張される。
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