就職難が続くと言われる中國で、就職を予定する大學(xué)生の希望條件に変化が現(xiàn)れ始めた。共産主義青年団北京市委員會傘下の機(jī)関が発表した報(bào)告書「中國大學(xué)生就職圧力調(diào)査報(bào)告」から分かった。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

今年、大學(xué)などの高等教育機(jī)関を卒業(yè)する學(xué)生數(shù)は749萬人。彼らが希望する平均月給額は5510元（約11萬円）。前年の調(diào)査から2000元近くの急上昇で、その原因については急激な物価高があるとみられている。

また、希望の就職地については、「省都や計(jì)畫単列市（計(jì)畫的獨(dú)立財(cái)政市。財(cái)政面で省から獨(dú)立している都市）などの大都市」と答えた人が48．8％を占めた。政府の直轄市を希望した人は14％にとどまった。直轄市は現(xiàn)在、北京市、上海市、天津市、重慶市の4市。北京や上海などの超大都市から拡散する傾向がうかがえる。

卒業(yè)後の就業(yè)形態(tài)については57％が企業(yè)などへの就職を希望し、起業(yè)を望む學(xué)生は23％だった。また、學(xué)生の就職に最も影響する要素は「國家政策」と答えた人が最も多く、37．9％だった。 

レコードチャイナ　2015年6月4日