聯(lián)想（レノボ）移動(dòng)事業(yè)務(wù)集団の陳旭東総裁は27日に「微博」（ウェイボー）を通じて、攜帯電話事業(yè)をモトローラに統(tǒng)合することを明らかにした。業(yè)界関係者の話では、聯(lián)想のこの動(dòng)きは売上の不調(diào)と事業(yè)統(tǒng)合の必要性から生じたものだという。「北京商報(bào)」が伝えた。

陳総裁は微博の中で、「聯(lián)想移動(dòng)業(yè)務(wù)集団は関連の製品ラインの統(tǒng)合と新たな組織の枠組作りを行い、將來のモトローラチームはスマートフォンのデザイン、開発、製造を擔(dān)當(dāng)し、モトローラモバイル事業(yè)の前責(zé)任者のリック?オスターロー氏が聯(lián)想集団の攜帯電話事業(yè)を擔(dān)當(dāng)することになる」と明かした。

通信事業(yè)に詳しい項(xiàng)立剛氏は、「聯(lián)想の今回の動(dòng)きには2つの原因がある。1つは同社の攜帯電話事業(yè)の業(yè)績(jī)が思わしくないことで、販売量と売上のどちらも期待ほどではないことだ。もう1つは聯(lián)想はモトローラを買収しており、雙方の事業(yè)を整理し相応の調(diào)整を行うのは當(dāng)たり前だということだ。そうすればモトローラの力を借りて聯(lián)想の全體的なブランドイメージの向上を図れるし、事業(yè)の水準(zhǔn)向上にもプラスになる」と分析する。

2014年1月、聯(lián)想は29億1千萬ドル（1ドルは約121.2円）でグーグルからモトローラのモバイル事業(yè)を買収し、これには2千件を超える技術(shù)特許も含まれていた。買収により聯(lián)想は國(guó)際市場(chǎng)への道を切り開いたといえる。

だが攜帯電話事業(yè)で巨額の赤字を出しているため、聯(lián)想は事業(yè)を統(tǒng)合せざるを得なくなった。データによると、聯(lián)想の第1四半期（1-3月）の営業(yè)利益は107億ドルで前年同期比3％の微増にとどまり、純利益はわずか1億500萬ドルだった。事業(yè)グループの中で攜帯事業(yè)が聯(lián)想の足を引っ張っている。また聯(lián)想の攜帯電話販売量も減少が続いており、1～3月のスマートフォン販売量は1620萬臺(tái)で、このうちモトローラブランドは同31％減少の590萬臺(tái)だった。

聯(lián)想集団の楊元慶総裁兼最高経営責(zé)任者（CEO）は、「モトローラの業(yè)績(jī)に影響を與えた主な原因は、1つは中南米市場(chǎng)がマクロ経済の影響を受けていること、もう1つは製品のサイクルが長(zhǎng)すぎ、サイクルの末端では競(jìng)爭(zhēng)力が失われ、北米市場(chǎng)やインド市場(chǎng)での売り上げに影響していることだ」と指摘する。

陳総裁はさきに、「聯(lián)想は不採(cǎi)算の機(jī)種を半分以上カットした。聯(lián)想の攜帯電話の今後數(shù)年間の成長(zhǎng)のポイントは海外に置かれることになる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月28日