シャープといえば「液晶の父」とのブランドイメージを想起する人が多いが、新たにシャープの中國(guó)法人?夏普商貿(mào)（中國(guó)）有限公司の総裁に就任した酒井功氏は、「このような言い方ではシャープのブランドイメージを語り盡くしたとはいえない」と話す?！副本┥虉?bào)」が伝えた。

酒井総裁はこのほど取材に答える中で、「シャープは液晶テレビを看板商品と位置づけ、先端技術(shù)で製品の差別化をはかり、市場(chǎng)シェアを引き上げたい考えだ。またヘルスケア製品の販売規(guī)模も徐々に拡大し、液晶テレビの規(guī)模に近づけようとしている」と述べた。

シャープはこのほど北京にある蘇寧電器チェーンの聯(lián)想橋店にさまざまな種類の製品を集めた體験販売旗艦店を開設(shè)した。ここを通じて消費(fèi)者に総合家電ブランドのイメージを広めるのが狙いだ。

シャープの空気清浄機(jī)は日本市場(chǎng)では10數(shù)年連続の売上1位で、シャープは日本での成功體験を中國(guó)でコピーしたいと考えている。酒井総裁は2011年にヘルスケア部門の責(zé)任者となり、中國(guó)の國(guó)家衛(wèi)生?計(jì)畫出産委員會(huì)の認(rèn)可を受けた空気洗浄機(jī)をうち出し、シャープを中國(guó)空気清浄機(jī)市場(chǎng)で3位に押し上げた実績(jī)がある。

酒井総裁は、「シャープは今月、8Kスーパーハイビジョンテレビの最上級(jí)モデル新製品を発売するのに続き、近くヘルスケア家電の新製品を相次いで発売する予定だ?？諝萸鍥窓C(jī)分野では、空気洗浄機(jī)の新製品を來月市場(chǎng)に投入するほか、シャープ史上最高のクリーンエア供給率（CADR）を誇る新製品も年末までに中國(guó)市場(chǎng)に投入する計(jì)畫だ」と話す。

シャープは空気清浄機(jī)以外の白物家電にも力を入れており、たとえば浄水器はすでに製造が始まり、新製品が市場(chǎng)に登場(chǎng)する見込みだ。日本製造の多ドア冷蔵庫も9月に中國(guó)に導(dǎo)入される。この冷蔵庫は消費(fèi)者のニーズに合わせて冷凍室のサイズが大きくなっている。また日本で人気のハンディタイプ掃除機(jī)も投入される。シャープの製品は日本のハンディ掃除機(jī)の中で充電時(shí)間が短く、稼働時(shí)間が長(zhǎng)いという特徴があるほか、布団用のノズルがついており、ダニ退治にも効果がある。

シャープの多ドア冷蔵庫の売上高は今年1～8月に前年同期比98.8％増加し、市場(chǎng)の平均増加率を大幅に上回った。酒井総裁は、「シャープは強(qiáng)みのある製品をよりどころにして市場(chǎng)全體のシェアを高めたい考えだ」と話す。家電アナリストの梁振鵬氏は、「シャープのさまざまな動(dòng)きから白物家電事業(yè)を大きく強(qiáng)くしようという酒井総裁の決意が伝わってくる?，F(xiàn)在の數(shù)々のデータからわかるように、白物家電はシャープ発展の2本目の腳であるだけでなく、今のような発展が続けば、將來はシャープの業(yè)績(jī)成長(zhǎng)を引っ張る新たなエンジンになり得る」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月1日