天津港「8.12」爆発事故発生から30日目にあたる9月10日、事故現(xiàn)場報道センターは、同日午後3時の時點で、行方不明となっていた消防隊員1人の死亡が確認(rèn)され、犠牲者の數(shù)は164人となり、今もなお9人が行方不明であることを明らかにした。新たに死亡が確認(rèn)された消防隊員が烈士として追認(rèn)されると、遺族は賠償金（警官や消防隊員などが殉職または公務(wù)で負傷した場合、その功績をたたえて遺族や本人に與えられる金銭）として230萬元（約4400萬円）を受け取る。新華網(wǎng)が報じた。

天津浜海新區(qū)民政部門によると、殉職した天津港消防隊員が烈士として追認(rèn)されると、遺族は230萬元の賠償金を受け取るという。この賠償金は、國家烈士褒揚金（報奨金）、天津地方政府が拠出する資金、天津港からの賠償金、社會からの寄付金という4種類の資金で賄われる。このうち國家烈士褒揚金は86萬5320元（約1640萬円）。

また、10日午前、「8.12」爆発事故で殉職した天津港公安局消防分隊五大隊の消防隊員?賈乃源?烈士の遺灰が、塘沽烈士陵墓園に埋葬された。爆発事故で犠牲となった烈士の遺灰が埋葬されたのは、今回が初めて。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月11日